開発が進む“ジェットパック”のフライトに初めて一般人が挑戦！

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　人間がその身ひとつで宙を舞う夢の“人間VTOL”であるジェットパックが、さらに身近になったようだ。現在、鋭意試験飛行と改良が続けられているジェットパックを、今回初めて特別な訓練を受けていない一般人が背中に担ぎ、その足を地面から離したのである。

「New Atlas」より。

■ジェットパック初の一般人パイロット候補にYouTuberが選ばれる

　未来社会の空飛ぶ移動手段として期待が集まっているのが、米「JetPack Aviation」社のジェットパックだ。実用化と一般販売に向けて着々と研究開発が積み重ねられているが、今後の製品開発においては、誰でも利用できる扱いやすさが求められてくる。ジェットパックの商品化に向けては、操作の難易度をせめてオートバイ程度にしなければマーケットが確保されないからだ。

　そこで同社は昨年から一般の希望者に参加してもらい、効果的にジェットパックの操縦スキルを獲得するプログラムの研究開発にも着手している。

　その過程で同社のデヴィッド・メイマンCEOが白羽の矢を立てたのが、YouTuberのミーシャ・ポラック氏だ。彼のYouTubeチャンネル「Drunk Tech Review」では、酒を飲んでホロ酔い状態でデジタルガジェットの新製品をレビューをしているユニークな動画を見ることができる。

　そしてポラック氏は昨年11月の「JB-9 Jetpack」の試験飛行の模様を取材している。メイマンCEOにインタビューも行い感銘を受けたようで、ジェットパックの搭乗は「新たな時代の幕開けになる」と言及している。ちなみに試験飛行の取材中にも“絵作り”のために、ウィスキーボトルを手に持つヒトコマもあったということだ。

 
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