【アニメレビュー】ギャグ一切なしの感動回! 『銀魂』最強の兄妹・神威&神楽の喧嘩の行方は……!?

――夕方枠でも大暴れだったアニメ『銀魂』(テレビ東京系)が深夜枠に初進出! 本稿では、そんな“お騒がせアニメ”『銀魂』をレビューしていきます。

■『銀魂』第4期
第326話「兄妹」

【アニメレビュー】ギャグ一切なしの感動回! 『銀魂』最強の兄妹・神威&神楽の喧嘩の行方は……!?の画像1アニメ『銀魂』公式サイトより。

 ついに、夜兎の兄妹喧嘩に終止符が打たれた今回。「烙陽決戦篇」第10回目となる「兄妹」は、お笑い要素がまったくと言っていいほどなし! ラテ欄には「感動必至」という言葉がありました。

 スタートは星海坊主と銀さんの回想から。「吉原炎上篇」を終え、鳳仙の墓前に立つ2人。星海坊主によれば、神楽は神威を救いたいと思っている。以前のような兄貴に戻ってほしいから。続けて「お前(銀さん)なら、俺と違う答えを……」と、どことなく伏線を張っていましたが、やっと回収されるとは。

 前回、銀さんは神威に対し“おあつらえ向き”であるとして「バカ兄貴」と呼んでいました。しかし、神威は「バカ兄貴」というものが自分の中に残っていたとしても、そいつは今日死ぬと。地球のバカ兄貴、つまり銀さんと一緒に。

 最強の星海坊主を倒した(※自己申告制)銀さんと、最強の称号を欲する神威のバトルですが、とにかくアクションがかっこいいし、作画もキレイ。私感ですが、「烙陽決戦篇」は全体を通して作画が安定しているなと。特に今回はかなり力が入っているような気が。

 無尽蔵な戦いかたをする神威は相変わらず凄いなと思いますが、その攻撃に耐える銀さん(※地球人)と洞爺湖(※木刀のハズ)が頑丈すぎる! しまいには神威の傘にヒビを入れていたんだけど!? 銀さんは幾多の戦を乗り越えてきたので(あと主人公だし)強いのはわかりますが。そういえば、洞爺湖は鉄以上の硬度を持つ名刀という設定があったりしますが、そのことを忘れている視聴者はただ単に「洞爺湖硬すぎ」と思ったハズ。 

 最強の称号を得るために「空っぽ」になった神威は、銀さんのことを「空っぽになる覚悟もない」と貶していました。それに銀さんは、自分も「空っぽだった」と、攘夷戦争を経て失う怖さを知って、空っぽのまま生きていたと返します。でも、その空っぽの器に神楽や新八が意味をくれたと。図々しい連中が名前をくれたと。そしてその時、自分は失っていたのではなく、ビビって逃げていただけだと気付いたと。

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