『モアナと伝説の海』驚異のスタートダッシュ! 広瀬すずの『チア☆ダン』は4位に!! 【週末映画興行成績】

『モアナと伝説の海』驚異のスタートダッシュ! 広瀬すずの『チア☆ダン』は4位に!! 【週末映画興行成績】の画像1『モアナと伝説の海』公式サイトより。

 3月11日~3月12日分の週末映画興行成績(興行通信社)が発表されたので、今週もオタク目線でお届け。

 今週初登場で1位を獲得したのははディズニーアニメの最新作『モアナと伝説の海』。3月10日に公開された同作は、週末2日間で動員46万6,480人、興収5億8,948万5,600円を記録。2016年4月に公開され、大ヒットを記録したディズニーアニメ作品『ズートピア』と比べて動員比は142%、興収比は132%と絶好調な滑り出し。公開3日間での動員は56万8,882人、興収7億1,527万600円をあげており、最終興収は80億円を突破すると目されている。

 日本語版の吹き替え声優はオーディションで選ばれ、本作が声優初挑戦というモアナ役の屋比久知奈、歌舞伎俳優として人気の高い尾上松也、女優の夏木マリが務め、劇中では歌も披露している。サントラも好評で、3月13日のiTunes Store「サウンドトラック・映画音楽シングルランキング」では、屋比久が歌う主題歌の「どこまでも ~How Far I’ll Go」が1位を獲得。加藤ミリヤが歌う日本版のエンディング曲が2位、尾上が歌う「おれのおかげさ」が8位にランクインした。

 観客からも「モアナのサントラはガチ」「ストーリーが面白いのはもちろんなんだけど、曲が神だと思う」「サントラアルバム聞きながら通勤してるけど電車の中で泣きそうでヤバイ」「モアナ見て久しぶりに音楽の偉大さを痛感した」「尾上のおれのおかげさ、歌舞伎役者とは思えない歌声に驚愕!」と絶賛の声が続出中だ。2013年に公開された『アナと雪の女王』のヒットのように、動員・興収とともにサントラの売り上げも記録的なものになりそう。

 続いて2位は先週1位の『映画ドラえもん のび太の南極カチコチ大冒険』。首位を明け渡したものの、土日2日間の動員は43万3,000人、興収5億700円となかなかの数字をマークしている。3位には『ラ・ラ・ランド』がつけ、週末2日間で動員20万2,000人、興収3億円を稼いでいる。

 4位には広瀬すず、中条あやみ、山崎紘菜といった若手女優達のチアガール姿がまぶしい『チア☆ダン~女子高生がチアダンスで全米制覇しちゃったホントの話~』が初登場でランクイン。公開館数は300館で土日2日間の動員は16万人、興収1億9,400万円とまずまずの滑り出しで、ひとまず興収15億円が目標となりそうだ。そして5位には『劇場版 ソードアート・オンライン -オーディナル・スケール』、6位に『アサシン クリード 』が続いている。

 そして『劇場版 ウルトラマンオーブ 絆の力、おかりします!』が61館という小規模公開ながら、初登場7位とランキングに食い込んできた。同作は円谷プロダクションの特撮テレビシリーズ最新作『ウルトラマンオーブ』(テレビ東京系)の劇場版作品。今後春休み映画として子供たちの動員が増々見込めそう。

 続いて8位『相棒 劇場版IV 首都クライシス 人質は50万人! 特命係 最後の決断』、9位『一週間フレンズ。』がそれぞれ3ランクずつ順位を落としてランクインした。10位に粘っている『君の名は。』はこれでランクインが29週目となり、累計興収は246億円を突破。

 興収歴代3位に位置する『アナと雪の女王』の累計興収まであと8億円のところまで迫っている。昨年の夏休み映画として公開され、正月映画、春休み映画にまでなっている同作からまだまだ目が離せない。ちなみに3月10日に公開された劇場版5作目となる『しまじろうと にじのオアシス』は惜しくも11位でランキング圏外となった。

 今週末には神木隆之介主演の『3月のライオン 前編』、『映画プリキュアドリームスターズ!』、そして神山健治監督の『ひるね姫 ~知らないワタシの物語~』の公開も控えている。来週のランキングも楽しみだ。

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