【アニメレビュー】女神が自分の信徒たちに“魔女扱い”される!? 『このすば!』9話は最終回に向け“暴徒たち”が絶好調!

1703_このすば09.jpgTVアニメ『この素晴らしい世界に祝福を! 2』公式サイトより

 いよいよクライマックスが近づき、前話にも増して(記事参照)モブたちに豪華な声優陣を起用したり、内容的もヒートアップしてきたTVアニメ『この素晴らしい世界に祝福を! 2』(TOKYO MXほか、以下、『このすば』)。第9話「この不浄な温泉街に女神を!」をご紹介!

 いろいろな苦難を乗り越え、休養のため温泉で有名という水の都・アルカレティアに到着したカズマ(声:福島潤)たち御一行。しかし、アクア様(声:雨宮天)を信奉しすぎて強引な入信勧誘もいとわない、街の(頭のおかしな)人々の攻勢に打ちのめされたカズマたち。

前話ではカズマと別行動をとっていためぐみん(声:高橋李依)も、まるで魂の抜けてしまったかのような状態で、元気なのはエリス教徒アピールをし、子どもたちから石を投げられることで悦ぶダクネス(声:茅野愛衣)という惨状で、カズマが「責任者出てこい! 説教してやる!」とアクシズ教団の本部でブチギレ!

 しかし、教団自体もやっぱりおかしく、対応した女プリースト(声:原紗友里)はカズマの純情を弄んだうえ、「最高司祭は布教活動という名の遊び……アクア様の布教に出ています」と、徹頭徹尾変な人しか集まっておらず、ここまでたった3分ほどのアバンで、この教団もうだめだー感がハンパない。

 一方、自分を熱心に崇拝してくれる街にいるだけあって、上機嫌なアクア様は懺悔室で人の悩みを聴く“プリーストごっこ”にご執心。信者の数が女神の力になるということからエリス教に(胸の大きさで)行きかけぐらついている男性信者に「エリスの胸はパッド入り」と教えてディスるゲス女神ぶり(ここのアクア様の口の動きの丁寧な作画がすごかった)を披露。

 まったく悪びれていないアクア様に、カズマがアクア様のコップを割ったことや、高級酒すり替え、さらには旅に出る前にエリス教のプリースト募集(これはカズマの嘘だった)を告白され、毎度の泣きながらお詫び。アクア様の表情が実に豊かで、天ちゃんの演技も緩急がついてて、ばっちりハマっており、1度目観たときはただ笑えるだけであったが、2度目にじっくりと観ると思わず唸ってしまう出来栄え! 

 そして、いよいよお待ちかねの温泉シーンへ。さすがにめぐみんとダクネスがいきなりカズマと一緒に入ってくれたりはしないが、カズマが向かった先には、ちゃんときれいなエルフっぽいお姉さんが! 恥らうことも遠慮することもなくガン見、お姉さんに何か言われても「おかまいなく」とイケボで返すカズマさんはまさに男の中の男。

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