東京藝大院アニメーション専攻の新作が早速ザグレブに入選! タマグラアニメ博2017は3年生の作品から一挙上映でお得

 3月に入り、アニメを学ぶ学生たちによる修了・卒業制作展のシーズンも終盤。例年、この時期に注目を集めているのが東京藝術大学大学院映像研究科アニメーション専攻の修了制作展と多摩美術大学美術学部グラフィックデザイン学科の卒業制作展だ。

東京藝大院アニメーション専攻の新作が早速ザグレブに入選! タマグラアニメ博2017は3年生の作品から一挙上映でお得の画像1写真:東京藝術大学大学院映像研究科の横浜校地・馬車道校舎

 東京藝術大学大学院映像研究科アニメーション専攻は、3月3日から5日まで横浜校地の馬車道校舎で第8期生(修士2年)の修了制作展を行った。会期中は8期生の修了14作品、そして9期生(修士1年)の17作品が上映。手描き、コマ撮り、CG、それらのハイブリッド作品を見ることができた。

 会期中に行きそびれた人は、渋谷のユーロスペースで実施されている上映を忘れないようにしたい(今年は11日から17日まで)。

東京藝大院アニメーション専攻の新作が早速ザグレブに入選! タマグラアニメ博2017は3年生の作品から一挙上映でお得の画像2写真:8期生が制作に使用した素材なども展示

 同専攻を巣立つ彼らの中には商業方面(アニメ制作スタジオなど)へ進む者も少なくなく、これまででもカプコン、GREE、東映アニメーション、サンジゲン、グラフィニカ、WIT STUDIO、サイエンスSARUなど様々な方面へ進路を決めている。8期でも任天堂などに入社が決まっている者がいるそうで、作風だけでは判断できない柔軟さを持っているようだ。

 ちなみに横浜における会期前日の3月2日には、世界4大アニメーション映画祭の1つ、「第27回ザグレブ国際アニメーション映画祭」のノミネート作品が発表された。学生部門に8期から『AEON』(宮嶋龍太郎)、『Mind Room』(栗原萌)、9期からは『ワタヤ(Roll Call)』(渡辺栞)が入っている。このほか同専攻出身者の作品として、短編部門に『Jungle Taxi』(キム・ハケン)の名も見られる。

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