兄妹暗殺計画でロッタちゃんピンチ! クーデター首謀者はまさかのあの人! アニメ『ACCA13区監察課』第9話レビュー

■「クーデター」の主導権を握るのは、まさかの人物

 所変わって、“イケボ会議”こと“5長官会議”では、グロッシュラー長官から、

・ジーンが王族の血筋であること利用して、監察課の存続に同意し「ジーンはクーデター派の橋渡し役」という噂を自分が流したこと
・ACCAを廃止し王家の独裁を目指すシュヴァーン王子を玉座につかせないため、国の秩序を守るためACCA主体でクーデターを実行すべきと考えていること
・ニーノをジーンの監視につけたのは、各区の代表たちがどう動いているかを報告させるためだったこと

 それぞれが語られ、これまで対立していたリーリウム長官もクーデター計画に賛成。グロッシュラー長官のみならず、5長官全員が“クーデター派”ということになりました。さらに、今話の衝撃はそれだけにはとどまらず、なんと、クーデターの主導権を握っていたのはグロッシュラー長官ではなく、ラスボスはこれまで良心を装っていたリーリウム長官だったことが明らかに! 対立したように見せていたのは、このときのためだったようです。

 そんなリーリウム長官、「次はモーヴ本部長を黙らせなければね」って冷たく一言。さらに、心配するグロッシュラー長官の長い髪をグッと引っ張って、「やるんだよ君が。彼女は君の言葉には従う。違うかい?」って、黒い(そしてなんかエロい)! モーヴ本部長がグロッシュラー長官にただならぬ尊敬と敬愛の念を抱いていることをリーリウム長官もグロッシュラー長官本人も、よくわかっているんですね……。

 なんか裏がありそうな人だなとは思っていたけど、リーリウム長官、怖すぎる……今話のタイトルにある「黒蛇」は、リーリウム長官のことを指しているのでしょう(たぶん)。このリーリウム長官(CV:遊佐浩二)とグロッシュラー長官(CV:諏訪部順一)2人のシーン、中の人的にも大変おいしいシーンでした……。

 そんなこととは露知らず、出張中のジーン。3区立て続けに出張って、なかなかハードですね……。 海に囲まれたペシ区では、ACCA局員のセーラー服型の制服がとってもかわいかった! ジーンは区長から「ペシ区はあなたの歩を共にします。どうか、ドーワー王国次期国王の座へ……」と言われていました。こんなにストレートに言われたのは初めてでしょう。5長官全員がクーデター派となった今、ジーンそしてモーヴ本部長はどのような決断を下すのでしょうか……。
(文/ICHIGO GYUUNYUU)

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