前半は女教師が、後半は生徒がムラムラさせる本作2度目のサービス回!『亜人ちゃんは語りたい』第9話「亜人ちゃんは試したい」レビュー!

 後半。ギャグマンガの貸し借りを通じて早紀絵と親交を深めた亜人「雪女」の生徒・雪は(記事参照)、ふと思い立って鉄男に相談を持ちかける。サキュバスが己の性質をある程度コントロールできるなら、雪女である自分もできるのではないか、と。意思とは関係なく冷気や氷を出してしまう現状を何とかしたい、というわけだ。

 鉄男が提案したのは「演技でもいいから悲しい気持ちになってみる」というものだった。ネガティブな気持ちで冷気を生む、という雪女の性質を踏まえた提案だ。水を張ったタライに足を突っ込んで必死で悲しい演技をする雪。混乱と羞恥にテンパリ気味だが、亜人の検証に夢中の鉄男は気付かない(鈍い!)。

「おっ」と思った人もいるはずだが、今回から雪は半袖、つまり夏服を着用しているのだ。そこへヴァンパイアの生徒・ひかり(長袖)、そしてデュラハンの生徒・京子(半袖にベスト)が登場。つまり生徒3人とも制服がバラバラ。「この学校は衣替えの校則がユルいのか?」「それともスタッフがやらかしたのか?」と半信半疑になってしまうが、話が進むと真相が明らかになるのでご安心を。

 後日。体育の授業で校庭を走る生徒たち。体操服姿の亜人生徒たちが拝めるだけでもありがたいが、ブルマでなく半ズボン。時代である。
 文武両道の京子は軽やかに走り回るが、一方ですぐにヘバるひかり&雪。あまりの暑さに涼を求めて、放課後に例のごとく理科準備室へと足を運ぶ。
 エアコン完備の準備室で涼みつつ、もっと涼みたいとダダをコネるひかり。長袖なのはヴァンパイアが日差しに弱いからだ、と説明もする。設定を踏まえたうえでの作画だったわけだ。

 ならばと京子はネットで読んだ怪談を披露。古典的な納涼の作法に呆れるひかりと雪だが、怪談が佳境に入るにつれ震え上がる。気を良くしてさらに盛り上げる京子。が、怪談のオチは「生首が背後から襲い掛かる」というものだった。自分の首を抱えた京子を目の前にして、このオチで怖くなるわけがない。むしろギャグにしかならない。思わず笑ってしまうひかりと雪。

 ここでようやくひかりが京子の制服に気付く。なぜベストを着ているのか? 暑くないのか? 曖昧に答える京子は、ひかりに問い詰められて正直に答えてしまう。
「汗かくとシャツが透けちゃって、下着が……」
 ベストをめくる京子。ひかりと雪は「おおお!」と戦慄する。画面には写らないが、つまりベスト着用の真相は「巨乳が強調されてしまうから」だったというわけ。

 席を外していた鉄男が戻ってくる。彼が目にしたのは、友人の巨乳ぶりを見せ付けられてガチヘコミしているひかり&雪、そして状況に戸惑う京子の姿だった……。はい、前半も巨乳オチなら後半も巨乳オチ。素晴らしい!

 巨乳! 体操服! そしてまた巨乳! と見事なサービスをお届けした第9回。宇垣のシーンは作画が大変なことになっているが(宇垣の顔が以前と違う、警察署内のパースが狂いまくっているetc.)、早紀絵の成長を嬉しがる半面、一抹の寂しさも感じてしまう彼の感慨にはグッと来る。
 ちなみに早紀絵が準備室を訪れた際、鉄男に手渡すのは「鳩サブレ」ならぬ「柴サブレ」(柴犬のイラストが描いてある)。過去回も併せて考えると、舞台のモデルは鎌倉で確定か?
(文/JUP-ON STUDIO) 

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