「初期の超大作に通ずる傑作!」と往年のファンも満足の『ドラえもん』が1位獲得! 歴代新記録を狙えるスタートダッシュにも注目 【週末映画興行成績】

「初期の超大作に通ずる傑作!」と往年のファンも満足の『ドラえもん』が1位獲得! 歴代新記録を狙えるスタートダッシュにも注目 【週末映画興行成績】の画像1『映画ドラえもん のび太の南極カチコチ大冒険』公式サイトより。

 3月4日~3月5日分の週末映画興行成績(興行通信社)が発表されたので、今週もオタク目線でお届け。

 春休み映画が続々と公開を始めている中、今週1位を獲得したのは初登場『映画ドラえもん のび太の南極カチコチ大冒険』。TVアニメ『ドラえもん』(テレビ朝日系)の劇場版シリーズ第37作目となる作品だ。全国371スクリーンと大々的に展開し、公開2日間で動員59万人、興収6億9,200万円を記録。映画シリーズとして初めて40億円を突破した昨年3月公開の『映画ドラえもん 新・のび太の日本誕生』公開2日間の成績との興収比は108.6%と、かなり好調な滑り出しと言える。東宝宣伝部が行ったアンケートでは、作品を「とても面白かった」「面白かった」と評価した人が合わせて93.4%と評判も良く、前作を超える記録の樹立も期待できそうなところ。

 物語は、のび太たちが南太平洋のある巨大な氷山で遊んでいたところ、10万年前の氷の中に不思議な腕輪を発見することから始まる。落とし主を見つけるため10万年前にタイムトラベルし、出会いや冒険を経験するというもの。同作はバラエティ番組『アメトーーク!』(テレビ朝日系)の“ドラえもん芸人”としてもお馴染みの、お笑いコンビ・サバンナの高橋茂雄と八木真澄がゲスト声優として出演。さらに『ドラえもん好き』として知られる元フィギュアスケート選手の織田信成と浅田舞も参加している。

「Yahoo! 映画」では約3.80点とまずまずの得点を獲得しており(7日現在)、「原点回帰と思える大人も楽しめるワクワク感!」「初期の長編大作に通ずる化学ウンチクやトリックがめっちゃ楽しくてビックリした」と、往年のドラえもん映画ファンを唸らせた模様。またゲスト声優に注目して見ていた観客もいたようで「浅田舞が違和感ないくらいうまくてビビったwww」「サバンナの2人は氷だけにすべってたけど上手い(笑)高橋はがっつり関われてうれしかっただろうな」といった声が。中には「織田はよくこの感動作をアフレコやりきれたな。泣けてしょうがなかっただろ」といった指摘も。

 2位は先週1位からワンランクダウンとなった『ラ・ラ・ランド』。全国の劇場が満席になるほどの盛況ぶりを見せ、土日2日間で動員26万7,546人、興収3億9,372万8,900円を記録。累計動員数は116万人、興収は15億円と着々と数字を伸ばしている。

 3位は『劇場版 ソードアート・オンライン オーディナル・スケール』が食い込んだ。3月6日の時点で観客動員数は100万人、興行収入は約13億7,000万円と、いまだ深夜アニメ発の劇場アニメとしては過去最高クラスの勢いを見せている。『ガールズ&パンツァー 劇場版』、『劇場版 魔法少女まどか☆マギカ [新編] 叛逆の物語』といった作品たちにどこまで迫るのか、大注目だ。

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