『ラブライブ！サンシャイン!!』Aqours初ライブに見るラブライバーの“練度”の高さとは!?　やっぱりμ’ｓ人気は健在の模様

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『ラブライブ！』公Twitter（@LoveLive_staff）より。

『ラブライブ！』の新シリーズとして、2015年から始動した『ラブライブ！サンシャイン!!』。プロジェクトの1つの節目となるAqours（アクア）による初ライブ『ラブライブ！サンシャイン!! Aqours First LoveLive! ～Step! ZERO to ONE～』が2月25、26日の2日間にわたり、横浜アリーナで開催された。

　大勢のラブライバーが詰め掛け、『ラブライブ！』シリーズの人気が健在であることを示したが、会場では披露されたラブライバーたちの“練度”の高さも見どころの一つとなっていたとか。この26日公演を観賞したという20代男性がその模様をレポートする。

「μ’sが昨年4月の公演で活動を休止、その後初めての『ラブライブ！』シリーズのライブイベントなので、どれくらい人が来るのかなと少し不安もあったんですが、フタを開けてみれば立ち見も出るほど盛況ぶりでした。

　久しぶりのイベントでしたけど、2日目だったおかげか、ラブライバーたちの“サイリウムさばき”もすごくて。特にユニットコーナーでは、メンバーの方たちがトロッコで移動しているときに、その移動先にいたラブライバーたちがイメージカラーに色をサッと切り替えてみたりと、統制のとれ具合が半端じゃなかったです（笑）」

　どうやらAqoursの方も、ラブライバーたちにしっかり受け入れる光景が広がっていたよう。とはいえ、μ’sについてはこんな一幕も……。

「曲の間には、『ラブライブ！サンシャイン!!』のTVアニメの映像が流れていたんです。そこで、主人公の高海千歌がμ’sに憧れているということを説明しているくだりで、チラッとだけμ’sが登場したんですが、その瞬間、かなりのラブライバーが歓声を上げていて。やっぱりまだAqoursよりもμ’sのほうが……というファンも多いんだろうなと思いました」（前出の20代男性）

　一方、ライブの方はというと、ちょっとしたアクシデントもあったのだとか。

「『想いよひとつになれ』を歌っている際、TVアニメ作中で桜内梨子がピアノを演奏したシーンを再現すべく、梨子役の逢田梨香子さんが、ピアノを演奏するという演出があったんです。でも、逢田さんは緊張からか出だしを間違えてしまって泣きだしてしまって、演奏もストップしてしまったんです。

“どうするんだこれ”みたいな空気になりかけたんですけど、そこを千歌役の伊波杏樹さんが逢田さんに向かって駆け寄っていってハグして励まして……。筋書きのないドラマに、感動してもらい泣きしちゃいました（笑）。ラブライバーたちも最初は『梨香子』コールの大声援で励ましている感じだったのですが、逢田さんのプレッシャーにならないようにするためだと思うんですけど、次第にコールを小さくしていったり、気遣いを感じました。

　やり直してからのパフォーマンスは一体感がすごくて、他キャストたちからも逢田さんのミスを全力でフォローする気迫が伝わってきたように思いました。ただ、直後のトークでは、普通に『想いよひとつになれ』の前の曲の解説から始めていて。台本通りだったのかもしれませんけど、ちょっと違和感がありましたね（苦笑）」（前出の20代男性）

　と、感動的な瞬間もあったよう。今後は8、9月にライブツアーの決定や、秋にはTVアニメ第2期の放送の発表もあった本イベント。ライブも大入り満員と、μ’sからバトンタッチされ面目躍如といったところだが、これからAqoursが、どこまでの伸びを見せるのだろうか？　夏から秋にかけてが楽しみになってきた。