ゲストキャラ大集合! ド迫力バトルに小ネタ満載!! もちろん脱衣も忘れない『AKIBA’S TRIP -THE ANIMATION-』最終話

■シリアスな展開の最終話だろうとラスボスだろうと脱衣を忘れないスタッフの一本気に脱帽!

 まとめはこれまでも戦後間もない頃から秋葉原を見ていたかのような回想シーンが描かれていたが、なんとその年齢が78歳という驚きの事実が明らかになった。しかも今回の彼女の回想は、タモツの両親と思しき人物や、日本に来たばかりなのかインド系の服に身を包んだ若かりし頃のラトゥ博士(CV:久野美咲)らしき女性が登場しているなど、短いながらも要注目のシーンとなっていた。

 彼女がふかめに捕らわれタモツに助けられるシーンや、家族との別れに涙しながらもタモツに微笑むシーンなどで見せた姿は、間違いなく王道ヒロイン。最初は強烈なキャラクターたちの陰に隠れてしまっていた彼女が、ここまでしっかりとヒロインらしい活躍をしてくれたことを喜んだ視聴者もいるのではないだろうか。また地下宮殿のトラップにかかり、最終話でもきっちり大股を広げてその肢体といつもの下着を見せてくれたことには感謝したい(直後は頭に矢が刺さるなど非常に痛ましいことになっていたが)。

 また、本作のラスボス、ふかめに関して本エピソードで語られたキャラクターの設定の深さにも驚いた。これまで起きた大小さまざまな事件の最奥には彼女の姿があったわけだが、その目的そのものは“清らかな秋葉原を取り戻したい”という純粋なものだった。面と向かって異を唱えたまとめに自身が戦前から見てきたものを語り、まるで異なるタッチで描かれるほどの怒りと狂気に満ちた姿からは、かつては彼女もたしかに秋葉原を愛していたことが十分に伝わってきた。しかし光の巨人から最後の一撃をくらう直前に「薄汚れている」と一蹴してきた人々が一同に掲げたサイリウムの光を「美しい」と認めてしまったうえで、それでもなお立ち止まることができなかったその姿は深すぎた愛のためとはいえあまりにも哀しい。幸か不幸か、消滅を免れた彼女が今後見る秋葉原の姿は明るいものであることを祈ろう。

 そんなシリアスな役回りだった彼女だが、本作らしいツッコミどころも満載。タモツから男女平等パンチならぬ老若男女平等パンチをもらった点から始まり、戦闘中は露出バリバリのボンテージを着こなし、感動の和解シーンではすっぽんぽんで作中トップクラスのナイスバディを晒していた点も見逃せないポイント。彼女の年齢も200歳近いと思われるが、美しければそれでいいのだ。

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