『SING シング』がリピーター効果で絶好調! 『3月のライオン』は2週目にしてまさかのランク圏外【週末映画興行成績】

『SING シング』がリピーター効果で絶好調! 『3月のライオン』は2週目にしてまさかのランク圏外【週末映画興行成績】の画像1映画『SING シング』公式サイトより。

 3月25日~3月26日分の週末映画興行成績(興行通信社)が発表されたので、今週もオタク目線でお届け。

 先週スタートダッシュを見せた『SING シング』が堂々の2週連続でトップを獲得。土日2日間で動員約35万1,000人、興収約4億5,100万円を記録し、公開10日間では累計動員数が151万人、興収が18億円を突破した。公開2週目の週末興収は、最終興収52億円の『ミニオンズ』(15年)と42.4億円の『ペット』(16年)を相変わらず上回るペースで、公開から引き続き絶好調をキープしている。

 作品自体も評価が高く、字幕版と吹き替え版で異なる声優陣の歌声を楽しむためにリピートする人も多い様子。Twitter上では「字幕版シングの迫力半端なかった! 今度は吹き替え版で宮野真守と水樹奈々の歌を聴くしかねぇ!」「この映画、吹き替えと字幕で2度おいしいな。全然違うわ」といった声が続々と上がっている。リピーターを増やして今後どこまで数字を伸ばしていくのか注目したい。

 続いて『モアナと伝説の海』が、土日2日間で動員29万1,000人、興収3億7,200万円という数字をあげ、先週に引き続き2位。3位には『映画ドラえもん のび太の南極カチコチ大冒険』がランクイン。トップ3は先週と全く同じと、抜群の強さだ。

 なお『映画ドラえもん のび太の南極カチコチ大冒険は、』土日2日間で動員25万8,000人、興収3億400万円を記録。公開23日間での興行収入は26億円を突破しており、これは新シリーズ最高興行収入を記録した昨年公開の『映画ドラえもん 新・のび太の日本誕生』の約103%となる数字。このままいけば新シリーズの記録更新も期待できそうだ。

 4位には初登場の『キングコング:髑髏島の巨神』がランクインし、公開2日間で動員25万7,000人、興収3億9,600万円を記録。次いで同じく初登場となる『ひるなかの流星』が5位につけた。原作は累計250万部を記録したやまもり三香による大ヒットコミックで、10代の若者たちから熱い支持を得ている。原作ファンを味方につけ順調な滑り出しとなったようだ。

 6位には『スーパーヒーロー大戦シリーズ』5作目の『仮面ライダー×スーパー戦隊 超スーパーヒーロー大戦』が、7位には三次マキによる同名コミックを亀梨和也と土屋太鳳出演で実写映画化した『PとJK』が初登場。『PとJK』は、人気少女マンガを原作とした実写映画『オオカミ少女と黒王子』(16年)を手がけた廣木隆一が監督を務めるなど、安定のクオリティが「実写になって胸キュンが倍増してるやん!」「たおちゃん可愛すぎ! 亀梨君制服似合いすぎ! 久しぶりに漫画も映画もドストライクだった」と原作ファンを唸らせている様子。

 続いて8位に『ラ・ラ・ランド』、9位は初登場のSF大作『パッセンジャー』、10位が『映画プリキュアドリームスターズ!』という形になった。10本中5作品が初登場作品となり、トップ3以外は大きな変化を見せた今週のランキング。

 その結果、春休み映画の大本命と目されていた『3月のライオン 前編』は2週目にしてランキング圏外となってしまった。これには「まさかのランク外! 後編もあるのにどうすんの」「ランキング見てびっくりした。3月のライオンが見当たらないとは…… 始まったばかりなのに」「番宣も結構やってたと思うんだけど、分からないもんだなー」と驚きの声が上がっている。中には「将棋が題材ってやっぱり映像化が難しいと思う」という指摘も。

『SING シング』がリピーター効果でどこまで記録を伸ばすのか、そして『3月のライオン』が再浮上することはあるのか、来週もランキングから目が離せない。

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