謎の少女の正体は……!?　あのゲーム業界マンガとコラボも！『AKIBA’S TRIP -THE ANIMATION-』第12話レビュー

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■人気コミック『大東京トイボックス』との強力コラボが実現！

　アキバ禁止法を覆すべく奮闘する人々の姿も今回の大きな見どころ。中央通り自警団の団長、水道橋(CV:本多真梨子)をはじめとした反対運動の参加者には、これまで何度も登場してきた原作ゲームを手がけたアクワイアの公式キャラクターのアクワイアちゃんやカティ・ライコネン、空閑真白や師匠(彼女は第2話から登場している)といったゲストキャラクターたちが。

　加えてこれまでに戦ったライバルも勢揃いし、原作ゲーム第1作目にも登場した「スタジオG3」からは、マンガ『大東京トイボックス』(作：うめ／幻冬舎)のキャラクター・天川太陽(CV:羽多野渉)と月山星乃(CV:斎賀みつき)が登場！　

　これは、ゲーム制作にかけるクリエイターの熱いドラマを描いた『大東京トイボックス』の舞台であるゲーム制作会社「スタジオG3」が、実は本作の原作ゲームを手がけたアクワイアをモデルにして描かれたことから、ゲーム第1作目に続いてコラボが実現したという。

　作中、太陽が言った「諦めの悪かったやつが最後に成功を勝ち取る」というアツい言葉には筆者も思わず唸ってしまった。原作ゲームとコミック、両方のファンに嬉しいコラボだったのではないだろうか。しかし先述の師匠や中国拳法の達人など、武闘派の人間も多数いるはずなのだがあっさり捕まってしまった。彼らの命運はいかに？

　また筆者が気になったのはタモツの私室だ。非常にキレイに片付けられた部屋の棚にはツタンカーメンの黄金マスクのような置物をはじめ、古代エジプト系の小人形がずらり。タモツはエジプト考古学もイケるクチなのだろうか？　ちなみに彼の「ヘルメットがなければ即死だった」は『機動戦士ガンダム』よりシャア・アズナブルの名言だ。

　ついに最終回となる次回は倒したはずの上級バグリモノたちも登場、壮絶なボスラッシュの予感！　危機に瀕した秋葉原の未来、そして電気マヨネーズの最後の戦いと現実を見届けろ！
（文／イデア）

 
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