『SING』が1位! トップ10にアニメ映画が7本の快挙! 一方『3月のライオン』『ひるね姫』は…… 【週末映画興行成績】

『SING』が1位! トップ10にアニメ映画が7本の快挙! 一方『3月のライオン』『ひるね姫』は…… 【週末映画興行成績】の画像1映画『SING/シング』公式サイトより。

 3月18日~3月19日分の週末映画興行成績(興行通信社)が発表されたので、今週もオタク目線でお届け。

 今週の1位は初登場の『SING/シング』。土日2日間で動員約42万2,000人、興収5億4,000万円を記録。同作を手掛けるイルミネーション・スタジオの過去作品と比べると、最終興収42.4億円の『ペット』の興収比116.8%、52億円の『ミニオンズ』の100.1%の成績でのスタートとなり、これまでの記録を更新という絶好のスタートに。

 字幕版では声優がマシュー・マコノヒー、リース・ウィザースプーン、セス・マクファーレン、スカーレット・ヨハンソンなど超豪華だが、吹き替えも負けず劣らず豪華。内村光良、MISIA、長澤まさみらをはじめ、本業の声優からは山寺宏一、坂本真綾、田中真弓、宮野真守、石塚運昇、谷山紀章、水樹奈々、木村昴、村瀬歩、柿原徹也、佐倉綾音などが出演。

 鑑賞したアニメファンからは「声優さんがいっぱい出てて、エンドロールで○○役は○○さん……どれ!? ってなった」「真弓さんめっちゃいい役! 出てきて速攻でテンション爆上がり! 後、マモな! まも、やっぱりうまい!」「SING最高だった。なにより声優さんが本当に豪華すぎ。山寺さん以外にも、マモや真綾や田中真弓さん出るとか聞いてない、すごすぎる。もう一回観たい!」と大興奮&大絶賛の声が上がっている。

 2位から4位のランキングは、『SING/シング』に押し出されるようにそれぞれ先週よりワンランクダウンとなった『モアナと伝説の海』『映画ドラえもん のび太の南極カチコチ大冒険』『ラ・ラ・ランド』が続いた。

 そして5位に初登場の『映画プリキュアドリームスターズ!』。土日2日間で動員13万5,000人、興収1億5,800万円。最終興収約6.4億円だった前作の『映画プリキュアオールスターズ みんなで歌う♪ 奇跡の魔法!』の興収比118.3%という好スタート。キャラクター数を絞るという、大きな変更がまずは吉と出たよう。

 6位には、全国91スクリーンという小規模公開ながらもオープニング2日間で動員約12万4,000人、興収1億9,000万円を記録した『劇場版 黒子のバスケ LAST GAME』が初登場でランクイン。原作を既読済みでも「作画が気合入りまくりで熱すぎる!」と、大いに楽しめるようだ。

 7位は初登場のマンガ実写映画『3月のライオン 前編』。原作が大人気な上に、神木隆之介、有村架純、染谷将太、倉科カナ、佐々木蔵之介、加瀬亮、高橋一生、豊川悦司、伊藤英明、前田吟など、旬な俳優から実力派、ベテラン俳優まで集めた盤石の体制だったが、やや厳しいスタートとなった。せっかくTVアニメのほうは第2期シリーズの放送も発表になったというのに……。

 8位には先週4位だった『チア☆ダン ~女子高生がチアダンスで全米制覇しちゃったホントの話~』。そして9位には初登場の『ひるね姫 ~知らないワタシの物語~』、そして10位には『劇場版 ソードアート・オンライン オーディナル・スケール』がランクイン――ということで、29週に渡ってベスト10入りしていた『君の名は。』が、ついにとうとうランキング圏外となってしまった。
 
 今週は7本がアニメ映画、1本がマンガ原作の実写映画という結果になった週末映画興行成績ランキング。今週末からもラノベが原作で4月からはTVアニメの放送がスタートする作品の実写映画『サクラダリセット 前篇』、少女コミックの実写映画である『PとJK』、『ひるなかの流星』、仮面ライダー&スーパー戦隊のコラボ映画『仮面ライダー×スーパー戦隊 超スーパーヒーロー大戦』、さらに『キングコング:髑髏島の巨神』など、オタク的注目作品が盛りだくさん。来週のランキングの変動にも注目だ。

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