【アニメレビュー】『このすば』2期フィナーレは声優も作画も気合の総力戦! シリアスと超作画とギャグが並び立つクライマックスに!!

【アニメレビュー】『このすば』2期フィナーレは声優も作画も気合の総力戦! シリアスと超作画とギャグが並び立つクライマックスに!!の画像1TVアニメ『この素晴らしい世界に祝福を! 2』公式サイトより。

 ついに最終回の第10話「この素晴らしい仲間たちに祝福を!」を迎えたTVアニメ『この素晴らしい世界に祝福を! 2』(TOKYO MXほか、以下、『このすば』)。温泉のある水の都・アルカレンティアに湯治に来たはずだったカズマ(声:福島潤)が、なぜか冒険のクライマックスを迎え「あいつはいままでで一番ヤバイ!」(カズマ談)という“ラスボス”と、文字通り死闘を繰り広げる第2期フィナーレにふさわしい回だった。

 アクア様(声:雨宮天)が街中の温泉を水に“浄化”してしまった上、“女神アクア”を騙ったということでアクシズ教団の信者たちが暴徒化し、宿を取り囲まれウルトラ大ピンチな9話ラスト直後から、アクア様の羽衣飛行により「いたぞパチもんだ!」と、女神本人なのに無茶苦茶な言葉が投げつけられつつ、カズマたちが宿を脱出! というところから10話はスタート。

 しかし、アクア様はそこまで仕打ちを受けても、(自身を本来は崇めてくれるはずの)アクシズ教団の信者たちが心配なようで、温泉には毒が仕込まれていると熱弁し、全員で源泉の調査へ赴く。

 その途中、源泉の門番2人(エリス教徒)に止められ、アクア様が必死の説得を試みるがカズマは「なりゆきを見てみよう」と結構冷静。アクシズ教団に駆け込んで苦情を言うという脅迫までしたものの、案の定、説得に失敗し、カズマはダクネス(声:茅野愛衣)の“ララティーナお嬢様”を利用するプランへ。ここで打ち合わせなしでめぐみん(声:高橋李依)が「ひかえおろう」と、水戸黄門のような口上のアドリブを始めるあたり、なんだかんだ言って息ピッタリなコンビネーションで門番をパス。しかも、“ララティーナお嬢様”を使われ怒るダクネスをカズマが速攻でフォローし、みんなから「ちょろい」と言われるおまけつき……。

 源泉には前回アクシズ教徒の強引な入信勧誘被害に遭っていたハンス(声:津田健次郎)の姿が。このハンスこそが毒を垂れ流していた元凶で、実はウィズ(声:堀江由衣)の知り合いで魔王軍幹部デッドリーポイズンスライム(ツダケンさんがものすごくいい発音で自己紹介してた)の変異種。

 激おこのアクア様の前に、スライムと聞いて相手が最弱と勘違いしたカズマが愛剣ちゅんちゅん丸で戦闘を挑もうとする。しかし、某有名RPGなどとは違って、この世界ではスライムはものすごく厄介な敵で、魔王軍幹部であるハンスに至っては触れたら即死という超強敵。速攻できびすを返して撤退を図るカズマだが、その先には、エリス教団の暴徒たちがしつこく追いかけてきており、前門の暴徒、後門のハンスという極限状態に!

 カズマ、めぐみんに「どうせアクシズ教徒なんていらない子たちだし」と冷たくあしらわれたアクア様は、1人でハンスの元へ! そんなアクア様を放っておけず、カズマも肚を決めて、ハンスと再び対峙。

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