『マジンガーZ』(集英社)や『キューティーハニー』(秋田書店)で知られるマンガ家・永井豪の作家活動50周年を記念して、不朽のアクションマンガ『デビルマン』が2018年初春、またもや再び、新しい形でアニメ化されることに!
『DEVILMAN crybaby』というタイトルで、動画配信サービス「Netflix」独占で日本語の他9カ国語に吹き替え、字幕は25カ国語、さらに全世界190カ国にて公開されるという。
監督は、TVアニメ『マインド・ゲーム』や『ピンポン THE ANIMATION』など、多くのハイクオリティな作品を手掛け、『夜は短し歩けよ乙女』(4月7日公開)、『夜明け告げるルーのうた』(5月19日公開)と2カ月連続劇場公開が控える、アニメーション作家・湯浅政明氏。
さらに脚本には、TVアニメ『コードギアス 反逆のルルーシュ』をはじめ、『甲鉄城のカバネリ』など、ドラマ性の高いストーリーを描くのを得意とする脚本家・大河内一楼氏、音楽は『ピンポン THE ANIMATION』を手がけた牛尾憲輔氏が参加。企画・プロデュースは、アニプレックスとダイナミックが行う。
『デビルマン』といえば、1972年から73年にかけて「週刊少年マガジン」(講談社)で連載され、全世界での単行本発行部数が累計5,000万部を記録。海外でも高い人気があり、英語圏を始め、イタリア・香港・フランス・韓国など、多数の国で翻訳版が出版されている大ヒットコミックだ。また、連載と同年にテレビアニメ化され、以降OVA、映画、ゲーム、小説、派生マンガなど、多くのメディアミックスを展開してきた。
なんと今回のアニメでは、今まで誰かがやっていそうで、実は一度も実現されず、描かれたことがなかった“原作漫画の結末”までをアニメーション化。飛鳥了と不動明の出会いから、デビルマン誕生、そしてデビルマン対サタンのハルマゲドンまでを描き切るという。
原作者・永井氏は、「アニメ化のお話を聞いた時、まず一番に思ったのは『最後まで描いてくれるの?』でした(笑)。僕が絶大な信頼を置いている湯浅監督なら、やりきってくれると信じています」と期待のコメント。
一方の湯浅監督は、「まさか自分がやる事になるとは! 原作のスピリット、エッセンスを『今やるアニメーション』の形に落とし込む作業に日々悪戦苦闘中です」と明かしつつも、「限界までやりますよ! バイオレンス、エログロなどありますが、最終的に『愛』です。楽しみに待っていてください」と自信を覗かせている。
今回合わせて公開された1分ほどの特報映像は、湯浅監督らしいビビットな色使いで、燃え上がる炎の中、手を血に染めて一人たたずむ主人公・デビルマンの姿が描かれている。さらには「本当の悪魔をまだ誰も知らない――」という意味ありげな文字が……。
72年連載開始から45年、『DEVILMAN crybaby』というタイトルで生まれ変わるデビルマンがどんなメッセージを打ち出していくのか、続報に注目だ。
■『DEVILMAN crybaby』
原作:永井豪『デビルマン』
監督:湯浅政明
脚本:大河内一楼
音楽:牛尾憲輔
アニメーション制作:サイエンスSARU
★2018年初春、Netflixにて独占全世界公開!!
公式サイト devilman-crybaby.com
ツイッター @DevilmanCryBaby
(C)Go Nagai-Devilman Crybaby Project
■3月25日(土)開催の「AnimeJapan 2017」にて、原作者・永井豪氏と湯浅政明監督が登壇する『DEVILMAN crybaby』イベント開催!!
詳細は「AnimeJapan 2017」公式サイト(https://www.anime-japan.jp/)をご覧ください。
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