過去最高にホンワカしつつ亜人生徒の意外な一面が発覚!『亜人ちゃんは語りたい』第8話「亜人ちゃんは学びたい」レビュー!

過去最高にホンワカしつつ亜人生徒の意外な一面が発覚!『亜人ちゃんは語りたい』第8話「亜人ちゃんは学びたい」レビュー!の画像1TVアニメ『亜人ちゃんは語りたい』公式サイトより。

 中間テストで上位を獲得した生徒の名前が、廊下に貼り出されている。亜人「ヴァンパイア」の生徒・ひかりと「雪女」の生徒・雪がさっそくチェックしてみると、なんと2位に「デュラハン」の京子の名前が! 「こないだ聞いた時は『大したことない』って言ってたのに」とガチ凹みのあまり静止画になるひかり(ちなみに赤点)。はい、気を遣われてたんですね。
 通りかかった生物教師・鉄男にも赤点を叱責され、遂にマジ泣きするひかり。そんな彼女に雪は「勉強やってなくて怒られたなら、やることはひとつ」と、次の実力テストに向けての勉強を勧めるのだった。

 というわけで第8話は亜人生徒たちが勉強する話。マジメなテーマをある時はさりげなく、ある時は正面から語っていた本作だが、今回は過去最高に日常アニメらしい、ホンワカした内容になっている。
 
 亜人「サキュバス」の女教師・早紀絵が廊下にマンガが落ちているのを発見。どうやら生徒がコッソリ持ち込んだらしいが、そのマンガ「怪傑ヴァンデルセン」は古いギャグ漫画。こんな趣味の生徒がいるのか、と驚く早紀絵。

 意外なことに落とし主は雪。「友だちに貸そうと思って」「たまたま棚にあったのを持ってきた」と弁解する雪。そうだったのかと納得する早紀絵。だが雪は心の中で独白する。
「ウソです。本当はすごく好きです、ギャグ漫画」

 恥ずかしいから隠しているらしい。大人しそうな彼女の意外な一面が明かされ、ビックリしつつギャップ萌えできる良シーンだ。何も知らない早紀絵とマンガ談義が始まってしまい、伝え聞くマンガのギャグに笑いそうになるのを耐える雪。
 話題はいつの間にか「亜人の性質」へと移行。雪は早紀絵に「からかわれることもあったのでは?」と思い切って問いかける。他人を欲情させるサキュバスの性質「催淫」を、嘲笑されたことはなかったのか、と。

 早紀絵は学生時代の経験を語る(ここからセピア調の回想シーン)。サキュバスの性質が現れ出した頃、学校で不良に絡まれたことがある。当時柔道をしていた彼女は不良を一本背負いで廊下に叩きつけ、脇固めで組み敷いた。同時に催淫効果が現れ、不良は「やめないで! もっと痛くして!」とマゾ悶絶。野次馬の生徒たちをドン引きさせ、それ以来、不良は悲惨な学園生活を送るハメになってしまいましたとさ(回想終わり)。

「こんな下品な話キライよね?」と慌てて気を遣う早紀絵。しかしギャグ好き(特に下品なのが)な雪は一連のエピソードが完全にツボに入ってしまい、「ひっ、ひっ」と必死で笑いを堪えるのだった。
 このくだりの雪の顔(白目&半笑い)が本当に気色悪くて最高! また回想シーンでは前回一瞬しか拝めなかった「三つ編みセーラー服の早紀絵」が再登場。アクションまでするサービスがうれしい。

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