野口さん赤面の超レアシーンが！ 藤木が歌い、ひな祭りディスも？ 『ちびまる子ちゃん』1091話もさくらももこ節炸裂！

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『ちびまる子ちゃん』公式Twitter（@tweet_maruko）より。

「連載30周年記念！ さくらももこ脚本まつり」を開催中のTVアニメ『ちびまる子ちゃん』（フジテレビ系）は、2月26日に放送された第1091話『おひなさまを飾ろう』の巻」も原作者・さくらももこが脚本を担当したので、気になる内容をネットの声と共に紹介したい。

　ひな祭り前日の日、学校でまる子はひな祭りについて友達たちと喋っていた。まる子の家ではまる子の小さなお雛様は飾っているが、お姉ちゃん（さきこ）の大きなお雛様はまだ飾っていないらしい。

　とし子ちゃんがお雛様について「綺麗だけど夜になるとちょっと怖いよね」と言うと、藤木が会話に参加してきて、こどもの日に飾る「かぶとの人形も結構怖いよ」と言い出す。するとそんな藤木を山田が「臆病だな。だから唇が青いのかな」と茶化した。

　と、ここでいきなり藤木が歌いだす。「青い唇 僕の特徴さ いつもどこでも青いんだよ 別に体調は悪くないんだ だけど少し カッコ悪いだけさ だからも少し 赤くなりたいな どうすれば真っ赤な唇になれるんだろう」となかなかにシュールな歌詞をなんとも言えない音程で歌っていた。今回の「さくらももこ脚本まつり」では佐々木のじいさんや友蔵なども歌っており、さくらももこの脚本ではキャラクターが歌う率が高いのも特徴かもしれない。藤木の歌には「最近変な歌多すぎだろwww」「藤木君の唇青い歌でおなかいたいwww　録画しとけばよかった」「なんというカオスっぷり」「めっちゃウケる盛大に笑った」と大反響が起こっていた。

　続けて、「うちのお雛様は古い古いおばあちゃんの物を受け継いでいるんだ」と会話に入ってきた野口さんを、とし子ちゃんが「野口さんってなんかお雛様みたいな顔してるね」と褒める（？）と、あの無表情な野口さんがなんと頬を赤らめたのだ。これには「野口さんのこれはレアすぎる！ どうしたんだ今日のまるちゃんは」「野口さん可愛いから神回だな」「野口さん照れてるのかわいい」とまたも視聴者は大盛り上がり。

　そんな野口さんを山田が「照れてるぞ。アハハハハ」とからかうと、野口さんは一言「お黙り」と凄みをきかせて放ち、その場を鎮めるのだった。

　家に帰ったまる子はさっそくお姉ちゃんのお雛様を友蔵と共に組み立てる。しかし5人囃子の一人が足りない。去年はお雛様をひろしがしまったのだが、一つの押し入れに入りきらず、一体だけ友蔵の部屋の天袋にしまっていたのだった。

　ひろしの帰宅後にそのことを教えてもらい、ついにお雛様は完成。しかしその夜、「夜になるとちょっと怖い」というとし子ちゃんの言葉を思い出し、まる子はお雛様を見て震えるのだった。

　ひな祭り当日は、ひなあられ、ひし餅、白酒、桃の花、を飾り付けてお雛様はより華やかに。まる子はうれしくなって家族みんなをお雛様の前に集めた。

　みんなは「綺麗だな」と少し眺めて、すぐに茶の間に戻ろうとする。しかしまる子は「見ただけで帰っちゃ駄目だよ。ひな祭りなんだから」「もっとひな祭りをしなくちゃ」と何かしらをしたいようす。しかし「何をどうするの？」と聞かれても何も思いつかず、苦し紛れに「歌ったり……」と提案すると、家族はドン引き。「歌だってさ……」「みんなで？」「やだなあたしそういうの」「いまさらそんなことみんなでするのもねえ……」と誰も乗らない。

　友蔵だけはまる子の味方になり、汗を垂らしながら無理をして「あかりをつけましょ ぼんぼりに～」と歌うと、まさかのまる子がドン引き。「うちの家族でそんなことしても仕方ないね」とひな祭りで盛り上がろうとするのを諦める。ひな祭りについて「人形を飾ることだけに意義があるんだ」「別に何をどうするってものでもないのよね実際」「よその家は何かやっているのかしら」と疑問に思うのであった。

　国民的アニメでありながら、とても冷めた目でひな祭りを描いた今週の『ちびまる子ちゃん』。さすがのさくらももこクオリティであった。