アニメ専門チャンネルの大手2社「アニマックス」と「キッズステーション」が経営統合! 3月に合弁会社を設立

アニメ専門チャンネルの大手2社「アニマックス」と「キッズステーション」が経営統合! 3月に合弁会社を設立の画像1「アニマックス」公式サイトより。

 2月13日、株式会社ソニー・ピクチャーズ エンタテインメント(以下、SPEJ)と三井物産株式会社(以下、三井物産)は、アニメ事業共同運営会社の設立に合意したと発表した。

 両社は、事業持株会社である「株式会社AK Holdings」(以下、AKH)を設立。これにより、来月3月31日を目途に、SPEJの子会社である「株式会社アニマックスブロードキャスト・ジャパン」(以下、アニマックス)および三井物産の子会社である「株式会社キッズステーション」(以下、キッズステーション)は、同合弁会社の傘下となるという。

 アニマックスは、CATVのアニメ専門チャンネル「アニマックス」などを運営し、有料チャンネルとしては国内最大の約864万世帯が加入。一方、キッズステーションも子ども向けアニメ専門チャンネルを運営し、803万世帯が加入している業界屈指の2大アニメ専門チャンネルだ。

 新会社「AKH」では、アニメチャンネル事業を共同運営することを皮切りに、アニメ作品の製作や商品化、さらに映像配信などのアニメに関する様々な事業を日本国内市場だけでなく、世界市場に向けて共同で展開していくとのこと。代表取締役には、SPEJ代表取締役兼テレビジョンネットワーク部門日本代表であり、アニマックス代表取締役を務める滝山正夫氏が就任予定。また、滝山氏は2017年3月31日付でキッズステーションの代表取締役にも就任する予定だという。

 滝山氏は「有料チャンネルで日本最大の加入世帯数を誇るアニマックスと、子ども向けアニメチャンネルの草分け的存在として人気を誇るキッズステーションが共同でアニメ事業を展開できることは、非常に有意義なことです。三井物産とともに日本が誇るアニメを日本国内はもとより、世界中の人々に楽しんで頂けるよう、提供してまいります」とコメント。

 一方の三井物産常務執行役員ICT事業本部長・北森信明氏は、「これまで強化してきたアニメ放送事業を、さらに拡大し、ソニー・ピクチャーズと共に、両社の事業を益々発展させていきます。また、これらチャンネル事業を核として、国内だけでなく、グローバルに様々なアニメ関連事業を展開していく方針です。両社の総合力を活かして、新しいビジネスモデルの開発にも挑戦していきます」と、今後の方針を語っている。

 アニメ専門チャンネル2社の大手が経営統合することで、放送・配信の分野にどのような変化が生じるのか。今後の動向に注目だ。

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