ナイトハルト登場! そして妙にキワドいローアングル満載だった『CHAOS;CHILD』第6話レビュー

 事件の調査に協力することになった有村雛絵もやってきて、さらに華やかになった新聞部では、壁に貼られたマップの前で推理をしている宮代拓留と伊藤真二の傍らで、いちゃいちゃする香月華、尾上世莉架、有村雛絵の女子3人。

 その光景を見た伊藤真二が女子たちのスカートを眺め、「できんだろ?」と宮代拓留に問う。そんな真二がかわええ!! 「できたとしても僕がそんなことする訳ないだろ」と否定する宮代拓留だったが(そして、その否定は有村雛絵によって嘘が見抜かれる訳だがw)、ゲームでは、「これが俺の能力だ」と自身の能力を試すために校内の女子のスカートをめくるという“らぶchu☆chu!!”な妄想もあったなぁ。

 アニメでは、妄想トリガーの妄想がすべてカットされている代わりか、前回のおっぱいとお○らしに引き続き、今回もスカートの中が見えそうなキワドいローアングルが多かったのは気のせいか?

 それにしても、尾上世莉架の行動が不自然過ぎる。ゲロカエルんのストラップをこれ見よがしに、プシュプシュっと鳴らす尾上世莉架。1話か2話でもそんなシーンがあったように記憶しているが、ここにきてあからさまな演出感が半端ない。

 一方、青葉寮では、山添うきが新たに一緒に暮らすことになり、橘結衣や来栖乃々が部屋の準備に目をかける。「同級生なんだから、敬語使わないで」と橘結衣。この子、回を増す毎にどんどん好感度が上がっていくな……。彼女の演出に関しては、本当にうまく仕込まれてきたと感じる。

 また、山添うきに、部屋に何もないと淋しいからと、観葉植物を買ってきた来栖乃々。山添うきのルートでは、観葉植物がキーアイテムになっていたけれど、これはそのオマージュなのかな。買ってきた観葉植物が、山添うきが好きだというシェフレラっぽく見えないのが、少し残念なところだが。

 そして物語は、ニュージェネ第5の事件が起きた10月23日に、能力者である宮代拓留たちが狙われるかもしれないということで、新聞部部員+有村雛絵+山添うきが一緒に過ごすことに。

 が、カフェLAXで謎のパイロキネシストの女に襲われる妄想に囚われた宮代拓留。一同は、青葉寮に場所を移すが、宮代拓留の話を聞いた有村雛絵は、「殺されてたまるか」とディソードを手にする。

 ようやく、ディソードのお目見えだ! 今まで、ひたすら隠されてきただけに、どんな風に出るかと思えば、能力者である宮代拓留“以外”の人たちには、有村雛絵が出したディソードが“見えていない”ということを強調するためだったか!

 で、有村雛絵の手にしたディソードを完全にスルーし、“パイロキネシストの女”だと思われている南沢泉理はすでに死んでいて、犯人ではないと有村雛絵に食い下がる来栖乃々。しかし、有村雛絵は来栖乃々が南沢泉理の死ぬところを見たという話は嘘だと見抜く。……余計に謎が膨らむ南沢泉理の話、はたして、どのように回収するのか。カオチャの原作は、本編の伏線を各ヒロインの個別ルートで回収している。来栖乃々ルートで明かされる南沢泉理の話をアニメでどのように描くのか、シナリオの見せどころになるだろう。

 さて、青葉寮にいた橘結衣がパイロキネシストの女に襲われそうになるヒヤヒヤな一幕もあったが、無事に第5の事件が起こると予想された10月23日を乗り切った宮代拓留ら。次回はいよいよ、あのプレゼントが来るはず……。うわぁ~、今から楽しみだ。
(文/桜井飛鳥)

ナイトハルト登場! そして妙にキワドいローアングル満載だった『CHAOS;CHILD』第6話レビューのページです。おたぽるは、アニメ作品レビューの最新ニュースをファンにいち早くお届けします。オタクに“なるほど”面白いおたぽる!

- -

人気記事ランキング

XLサイズ……
XLサイズって想像できないだけど!!