『劇場版 ソードアート・オンライン』歴代深夜アニメ発映画でトップクラスの初週末で興収4.2億、絶好調スタート!【週末映画興行成績】

『劇場版 ソードアート・オンライン』歴代深夜アニメ発映画でトップクラスの初週末で興収4.2億、絶好調スタート!【週末映画興行成績】の画像1映画『劇場版 ソードアート・オンライン -オーディナル・スケール-』公式サイトより。

 2月18日~2月19日分の週末映画興行成績(興行通信社)が発表されたので、今週もオタク目線でお届け。

 今週初登場1位は『劇場版 ソードアート・オンライン -オーディナル・スケール-』。公開スクリーン151館と中規模での展開ながら、週末2日間で動員は30万8,376人、興収4億2,576万2,760円をマーク。全国的に満席の回が続出しており、1スクリーンあたりの興収は280万円を超え、オープニング成績としてはアニプレックスが配給する作品で最も高い数字となった。

 深夜アニメ発の劇場アニメ作品としても記録的な初動成績を残しており、動員25万1,811人、興行収入4億23万5,800円を記録した『ラブライブ!The School Idol Movie』や、動員約27万人、興収約4億円を上げた『劇場版 魔法少女まどか☆マギカ[新編]叛逆の物語』すらをも超えてきた。また劇場アニメで週末の動員、興収成績が1位となるのは『君の名は。』以来の快挙だ。

 原作は全世界でシリーズの売り上げが累計1,900万部を記録した川原礫による大ヒットノベルが原作としたシリーズは、ハリウッドで実写ドラマ化も決定するという世界的な人気を誇る。

 映画のために川原自らが新作ストーリーを書き下ろした(脚本は監督の伊藤智彦と共著)今回の劇場版の評価も高く、「YAHOO! 映画」では4.43点(2月21日現在)という驚異的な高得点をマークしている。観客からのレビューにも「むっちゃ面白くて見終わった後しばらく余韻に浸ってたわ」「とにかく映像が綺麗で音楽も最高ー! ここまで世界観に飲み込まれた映画は久しぶりだ」「怒涛のラストは圧巻! バトルシーンは息ができないくらい迫力あったし、絶対劇場で見るべき作品」と絶賛の嵐が巻き起こっている様子。驚きのロケットスタートから今後どれほど数字を伸ばしていくのか。

 3月10日からは全国66館で4DX/MX4Dの上映、さらに全世界でおよそ1,000館での公開が決定している『劇場版 ソードアート・オンライン -オーディナル・スケール-』。日本国内のみならず、海外でもどこまで数字を延ばすのか、動向に注目だ。

 2位につけたのは先週1位の『相棒 劇場版IV 首都クライシス 人質は50万人!特命係 最後の決断』。週末2日間で動員18万人、興収2億2,700万円を記録と好記録を維持している。

 初登場3位には葉月抹茶の大人気コミックを原作とした実写映画『一週間フレンズ。』がランクイン。週末2日間で動員12万5,000人、興収1億5,300万円。1週間で友だちとの記憶が消えてしまう女子高生と、彼女に思いを寄せる同級生の様子が川口春奈と山崎賢人主演で描かれたラブストーリーで、これまでアニメ化や舞台化もされている。映画もまずまずの滑り出しとなり、興収10億円突破が目標といったところか。

 その後4位に『サバイバルファミリー』、5位『ミス・ペレグリンと奇妙なこどもたち』、6位『キセキ −あの日のソビト−』、7位『ドクター・ストレンジ』と続いた。8位には北米での公開も決定した『君の名は。』がランクイン。北米の公開を記念して一部劇場ではRADWIMPSの英語主題歌が使用された本編が上映されており、楽曲目当てに再び足を運ぶ観客も見込めそうだ。

 9位には『この世界の片隅に』が粘りを見せ、15週連続での10位圏内をキープ。今週はさらに上映館が増え、301スクリーンで上映中。累計動員数は166万人、興収は21.6億円を超えてきた。順調に数字を伸ばしている動員、興収に加え、このままどこまでスクリーンを拡大していくのかも気になるところ。そして10位には先週7位から3ランクダウンとなった『マリアンヌ』が位置を占めた。

 ロケットスタートを見せている『劇場版 ソードアート・オンライン -オーディナル・スケール-』が今後どういう展開を見せるか、また『君の名は。』『この世界の片隅に』の粘りにも注目していきたい。

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