「週刊朝日」最新号に『宇宙戦艦ヤマト』と我らが小野大輔登場! 果たしてその掲載内容は……!?

2017.02.14

朝日新聞出版公式サイトより

 2月14日に発売された「週刊朝日」2017年2月24日号(朝日新聞出版)が、2月25日に上映開始を控える『宇宙戦艦ヤマト』シリーズの最新作『宇宙戦艦ヤマト2202 愛の戦士たち』を表紙に起用! 「週刊朝日」を駅やコンビニで見かけて驚いた、内容が気になるという人も多そうなので、ざっくりと紹介してみる。

 威風堂々と宇宙戦艦ヤマトの描き下ろしイラストが鎮座する表紙に続き、巻頭のグラビアページの扉には『宇宙戦艦ヤマト2202 愛の戦士たち』の最新カット、続く見開きページでは1978年に公開された劇場アニメ『さらば宇宙戦艦ヤマト 愛の戦士たち』を、懐かしいカットとあわせて改めて紹介。

 続く2見開き目では誇らしげな“本誌独占入手も!”というキャッチつきで、各艦船の設定画を掲載。続く6P目では、古代進、森雪、山本玲らメインキャラクターの設定画と、旧作に登場しなガラミス帝国側の新規キャラクター、クラウス・キーマンを、演じる神谷浩史のコメントともに紹介。そして広告を1枚(2P)を挟んだ後、主人公・古代役の我らが小野Dこと小野大輔がヤマトのプラモデルを手に登場!

 各声優誌・アニメ誌で見慣れた小野Dのグラビアも、「週刊朝日」のグラビアで見るとまた新鮮。グラビアの背景の処理がダサいが、これなら「週刊朝日」の主要購読層であろう中年男性からも好意を持って読まれるようなグラビアになっているように思う。

 特集は巻頭のグラビアのみならず、108Pからは、シリーズ構成を務める作家の福井晴敏と小野Dとの対談がなんと4Pに渡って掲載。この対談では、小野Dが『宇宙戦艦ヤマト2199』が終わるまで、最初の『ヤマト』を見ていなかったこと、古代に自分自身を重ね合わせていること。そして新キャラ・キーマンを演じる神谷ガ役者としてのアイデンティティーが、自身とは真逆であることなど、興味深い発言がぽろぽろ。

 さらに新作『宇宙戦艦ヤマト2202 愛の戦士たち』では、小野Dが「アフレコでは、気恥ずかしい場面もありましたよ(笑)」と語るような、古代と森雪のラブラブなシーンがあったこと、そして『宇宙戦艦ヤマト2199』で死亡したはずの沖田艦長に、驚きの展開が待っていることを福井が語るなど、読み応えのある4Pとなっている(対談後には、「宇宙戦艦ヤマト シリーズ トリビア15」という見開きの記事もあったが、旧聞なネタばかりだったので割愛)。

 ちなみに、固いイメージがある「週刊朝日」だが、昨年もアニメ『機動戦士ガンダム THE ORIGIN III 暁の蜂起』公開にあわせ、安彦良和氏の描き下ろしのシャア・アズナブルとガルマ・ザビが表紙に登場しているし(16年5月27日号)、一昨年は夏の全国高校野球大会にあわせて『タッチ』の上杉達也が登板している(15年9月11日号)。この分では、今後もアニメの表紙起用も期待できそう。次回は一体どんな作品が登場するのだろうか?

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