今でも“『真田丸』ロス中……”という人にオススメ、『信長の忍び』原作者:重野なおきの『真田魂』をみんなで読もう 

1702_sanada.jpg「ヤングアニマルDensi」『真田魂』ページより

 2017年の大河ドラマ『おんな城主 直虎』(NHK)がすでに6話まで放送を終えたが、今でもネットやSNS上では、ちらほらと見つけることができる“『真田丸』ロス”という単語。1月一杯で公式サイトの展開も終了していまい寂しい限り。

 寂しさを紛らわすために、『信長の野望』(KOEI)シリーズなど歴史シミュレーションゲームをプレイしたり、『真田太平記』(作:池波正太郎、朝日新聞ほか)や、それを原作としたドラマ(1985~86年、NHK。なお、『真田丸』で信繁の父・真田昌幸を演じた草刈正雄が、幸村(信繁)役を演じた)に手を出したり、『真田丸』のBOXを見返してみたりと、それぞれ対処法を試みていることだろうが、オススメしたいマンガがある。『真田魂』1巻(白泉社)である。

『真田魂』は、TVアニメも放送中の『信長の忍び』(記事参照)の原作者でもある重野なおきが、白泉社のマンガ配信サイト「ヤングアニマルDensi」で連載中。真田昌幸を中心とした真田一族の戦いを、『信長の忍び』と同じくテンポが良くてコミカルさでクスっとさせつつ、しっかりとした考証&歴史の小ネタで歴史好き・マニアを喜ばせ、そしてしっかり歴史の流れを追いながら描く4コママンガだ。

 連載開始は15年1月30日、「ヤングアニマルDensi」では“2016年大河ドラマの主役一族を4コママンガ化! 「戦国最強の血脈」として名を馳せる真田家、その壮絶なる戦国人生の連続とは!?”と紹介されており、『真田丸』に乗っかる気満々のようにも見えるが、その描かれ方はかなり違う。

 まず物語は、昌幸の父・真田幸隆がなぜ武田家に仕えることになったのか? というところからスタート。その後、昌幸と山手殿(『真田丸』では高畑淳子が演じていた薫にあたる)の婚約~村松殿(木村佳乃が演じていた松)、信幸、信繁の誕生~武田信玄の死~そして長篠の戦で武田勝頼が大敗を喫してしまう――といったエピソードが第1巻では描かれている。

真田魂 1 (ジェッツコミックス)

真田魂 1 (ジェッツコミックス)

昌幸の兄、長坂釣閑斎とか、渋いキャラも

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