修行の一環で滝に打たれるシーンが、原作でもTVアニメでも登場したのが、原作では全裸だった2人が、アニメでは滝業に打たれる人が良く着ている白装束に! 大事なところをなぜ変えてしまったんだ、京アニ!?――ってまぁ、そこを追い求める作品ではないし、見た目の年齢が小学校低学年のカンナちゃんがいるし、当たり前といえば当たり前の処置だろう、残念だが。
また、ここでもトールが人間への不信を語るシーンがあるのだが、それに対して小林さんは「本当は人間を理解したくて……だから理解できない部分にそんなに必死になるんでしょ?」と、実に鋭く暖かく、そして彼女もトールが好きなんだなと伝わる独白を披露。他人(他竜?)だった3人が本当の家族になっていく過程を見ているようで、今週もホッコリ、ニヤニヤさせられてしまった。
ファフニールも人間界へ再来、滝谷の自宅で共同生活を送り始めることに――というエピソードでは男2人が息のあった演技を見せてくれたし、オチもアニメオリジナルながらいい感じにまとめられていた第5話となった。あとはただひたすら、滝業シーンがBlu-ray、DVDではどうにかしてくれることに祈りながら、OPEDでは登場しているのに本編ではまだ姿を見せていないエルマの出演に期待しつつ、第6話を楽しみに待とうと思う。
(文・馬場ゆうすけ)
【アニメレビュー】「なぜ大事なところを改変した!」の声上がるも、いいお話だった『小林さんちのメイドラゴン』第5話レビューのページです。おたぽるは、アニメ、作品レビュー、京都アニメーション、メイド、加藤英美里、小林さんちのメイドラゴン、17年1月アニメ、クール教信者、田村睦心、長縄まりあの最新ニュースをファンにいち早くお届けします。オタクに“なるほど”面白いおたぽる!
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