「ジャンプ」200万の大台割れ寸前!? 大改革中のサンデー、ゲーム・アニメ専門誌の“2016年 10~12月期 印刷部数”概況

170206jump.jpg「週刊少年ジャンプ」公式サイトより。

 2月7日、「一般社団法人 日本雑誌協会」が2016年10~12月の印刷部数を公表した。有体に言って、今回もなかなかに景気の悪い数字が並んでいる。どこも大変なんだなと思いつつ、おたぽる的に興味があるジャンルに絞り、概況を紹介してみる。

 さてまずは「少年向けコミック誌」から、皆大好き“週刊少年マンガ3大誌”の数字から。
・週刊少年ジャンプ  200万5,833(215万1,667)
・週刊少年マガジン  98万6,017(99万5,017)
・週刊少年サンデー  32万3,250(33万0,000)

※()内の数字は16年7~9月期の数字。

「週刊少年マガジン」(講談社)、「週刊少年サンデー」(小学館)もそれぞれ数字を落としているが、何と言ってもインパクトが強いのは「週刊少年ジャンプ」。なんと15万部近くも数字を落とし、200万部の大台割れ目前となっている。16年は『トリコ』(作:島袋光年)、『BLEACH』(作:久保帯人)、『ニセコイ』(作:古味直志)、『暗殺教室』(作:松井優征)、そして何と言っても『こちら葛飾区亀有公園前派出所』(作:秋本治、ここまで版元は集英社)など、長期連載作が相次いで幕を閉じたのが響いているのだろう。

「週刊少年ジャンプ」が200万部を突破したのは1978年と約39年も前のこと。以降、一度も割らなかった大台を守りきることができるのか。新連載たち(記事参照)に期待したいところだが……。

 続いては、残る「少年向けコミック誌」カテゴリから、トップ3誌の数字。
・コロコロコミック  84万3,333(79万0,000)
・月刊少年マガジン  46万6,600(48万5,267)
・ジャンプスクエア  24万0,000(24万6,667)

※()内の数字は16年7~9月期の数字。

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アニメ誌は皆「続編、やってくれ!」と思っているでしょうねぇ

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