『弱虫ペダル NEW GENERATION』 腐女子的レビュー! 第4話〜俺が一番わかってる! 最強の彼女ヅラ決定戦〜

 1期2期と燃え尽きて萌え尽きた『弱虫ペダル』! 箱根の山を駆け抜けたIH編が終わり、ついに楽しみにしていた3期が始まりました。今期もバリバリ”腐女子目線”での歪んだ(けど愛だけは無駄にある)感想をお届け致します。

 今期は巻島たち3年生が引退し、まさにNEW GENERATIONな新世代が主役。腐女子的な意味でも屋台骨だった3年生が抜けて、新生総北は一体どうなる!?

※これまでのレビューはこちら

■『弱虫ペダル NEW GENERATION』
RIDE.4「峰ヶ山で一番速い男」

『弱虫ペダル NEW GENERATION』 腐女子的レビュー! 第4話の画像1『弱虫ペダル GRANDE ROAD』公式サイトより。

【4話のあらすじ】
 峰ヶ山ヒルクライムレースもいよいよ頂上決戦。総北の小野田は箱学の葦木場に引き離されるも、もっと速かった巻島の走りを思い出して無事に1位を奪い取る。一方で鳴子、青八木も田所と一緒に走れる最後のレースに挑む。アドバイスも作戦も全部ぶっ飛ばしてスプリント勝負に入るも、田所の勝ち逃げが決まり、金城たち3年生は引退へ。そしていよいよ新世代だけとなった総北高校自転車競技部が始まる日、鳴子は何やら不穏な空気の今泉に呼び出され……。

 鳴子たちに当てられて静かに奮起してる杉元が今後めちゃくちゃカッコよくなるんですよ!! 伝説の! 今杉ワールドが! 今、静かに始まっている!!(※注目するカップリングに見境がないのは仕様です)

 圧倒的に強かった3年が抜けたことで、個々の成果がより明らかになってきた総北・今泉は早速「総北のエース」としての責務を背負おうとしてるのかな、と思います。福富が葦木場にエースの役目は”絶対に負けないこと”だと言っていましたが、今泉はそのためのチームを作ろうとしているような。引っ張って仲間をつなぐ役目が手嶋なら、それを固めて突破するのが今泉? そして鳴子をそのために……??

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 峰ヶ山も残り1km! 小野田が追いついた瞬間の「自分では葦木場を追えない」という現実と、だけど自分が思い描いていた通りの展開で「追いつけそうな仲間が来た」っていう手嶋の見えない表情……からの顔を上げたらもう笑顔になってるの、小野田の背中を全力で押し出すの本当に熱い!! 葦木場と並んで争った地点でもうゴール前を争う体力は残ってなかったと思いますが、もし小野田が来れなくても今泉が来ることを信じてたんだろうなと。手嶋……手嶋のこと考えるとつらい……新しい自転車のパーツ買うお小遣いあげたい……(妖怪お小遣いあげるおばさん)。

 全力で走ったけど巻島の記録を抜けなかった小野田くん、ちょっとうれしそうなのがめちゃくちゃ可愛い♥ 巻島さんは世界一早くてかっこいいクライマーだよ!! 小野田くんはその次にかっこいいよ!

 そんな小野田に負けて傷心の葦木場キュン、意外と女子にモテてる!? 確かに背は高いし、親切だし、CV.宮野真守だし、モテる要素は揃ってる……神様が天然成分の配合をちょっと間違えたけど……。実は学校でモテたりしてるんでしょうか。箱学の女子、東堂のファンクラブ作るぐらいだから、男の趣味が少々アヴァンギャルドだしな(暴言)。

 そんな葦木場を福ちゃん自らお出迎え! 箱根から千葉までわざわざ1人参加のレースを見に来るぐらい、めちゃくちゃ葦木場に期待してるんですね。走れなくなった新開をいつまでも待ってたり、荒北に自転車あげてまで部に引き込んだのもそうですが、福ちゃん好きになった相手にはめちゃくちゃ情が厚いですね。弱さから金城を落車させた福ちゃんも、また別の人にとっては救いの神様だったりするんだなぁ……。

 しかし救いの神様、言葉が足りてないよ!!(笑) 天然vs天然の会話、あんまり噛み合ってないけど意思は疎通できてる! 不思議! 受信してる電波の周波数が同じなんでしょうか。

 そして福ちゃんの側には常に彼女ヅラの新開! ご覧下さい、この「俺が一番寿一を理解している」と言いたげな顔!! さすが幼馴染、福ちゃんの足りないフォローでしっかり葦木場を支える……これが……夫婦……??(腐女子特有の飛躍した感想)

 中学時代は10cm低かったって言ってますが、低くても192cmですよ葦木場。すでに中学時代で御堂筋より大きい。私は! 背が高い子が! 背が高いことを悩んでいる姿がドドドドド性癖です!! 貧乳が良いのではなく貧乳を気にしているのが良い、と同じ理論です。伸びたものはどうしようもないの可哀想……かわいい……机に座るにも背を丸めてるの可哀想……かわいい……。

 しかしレース逆走したり、ライバル落車させたりうさぎ轢いたり、ライバルにストーカー並みの着歴残したり、箱学の自転車は物騒だな!(笑) 葦木場、天然を通り越してもはや狂気では……子供特有の善悪の区別がわからなくなるやつ、わかりやすく言うと黒バスの紫原くんがビンタされる前みたいなやつ! 圧倒的な力とアンバランスな心、最高に萌えます。以上です。

 福ちゃんも新開もそれぞれ挫折を乗り越えたから、自転車に恐れを覚えることも、それでも進みたいと思うことも理解できるんだろうなぁ。葦木場きゅん、箱学に入学して本当に良かった……。

 箱学ちょっといい話の一方、総北では鳴子、青八木、田所の脳筋スプリンターレース開幕! そして解説する金城の側には彼女ヅラの今泉(笑)。これはまだ付き合いの短い、これから理解者になるパターンの前段階として「一番側にいたい♥」を感じるタイプの彼女ヅラですね。心なしか作画もかわゆい。

 鳴子くんの全力スプリント見るのも実はめっちゃ久しぶり! 熱い! なんか物理的に熱さを感じる、スプリンターは! もう作戦とかなく一番早く走るだけの総北魂。やっぱり田所っちは強い! 速い! かっこいい!! 鳴子は出会ってから今まで田所っちのことずっとおっさん呼びなのに、一緒に走れる最後のレースだから……ってときだけ「田所さん」って呼ぶんですよね……。その一言にあふれるリスペクト感! 鳴子のフレンドリーさって、本人がかなり意識して使い分けてるんだろうなぁ。ちゃんと触ったらいけないところ(例:巻島には変なあだ名つけない)の引き際をわきまえている感じとか(笑)。

「好きだからこそ絶対にお前を超える」は、告白だってBLまんが(と黒バス)に描いてあったよ鳴子、いやもうBLとか関係なく、ほんといいバカ揃いだな総北は! 好き!!

 そして気づいたら青八木と鳴子がめちゃくちゃ仲良くなってる!! あの無口先輩とこんなに心通わせるなんて……コミュ強か……?  コミュ強だな……。手嶋を取り囲む今泉、葦木場、青八木には恋の泥沼めいたものを感じるのに、田所っちの周りは爽快すぎて私の腐女子レーダーが「いやこれは熱い友情だから」とか言い出すレベル。仮に恋のライバルだとしてもなんか拳で殴り合って認めそうな爽やかさ! あと田所っちは清純派アイドル(肉)だから誰のものにもならないよ感!!!

 だが巻ちゃんに関して「わかりにくアイツのことを俺はわかってるぜ」顔をする田所っちは、どう考えても巻ちゃんの彼女ヅラ。異論は認める。

 ホント、来週のアニメから部室に先輩たちがいないって信じられないな……。アニメだとペダルはめっちゃ流れが遅いですが(笑)、それでも確実に時間は流れてるんですね。しかし正直ペダルで3年生が引退するとは思ってなかった、少年マンガで先輩の引退ってやっちゃいけない流れの一つじゃん!? 結果として新世代がめちゃくちゃ面白いし大学生編というホモの夢が広がったから良かったんですが、たまには出てきて東堂! 生きてる? どこ住み!? 今何やってんの原作〜!?

 さて、アニメ本編もホモの夢が広がる! 今泉が小野田を抜きで鳴子を呼び出した昼休み! 人気のない中庭!! しかも伝説じゃないとしても樹の下、これは……来週ついに告白だと思って間違いないな……。

 次回、「自転車異種格闘技場!!」
 逆に聞くけど、今まで異種格闘技戦じゃなかったことあった!!? なんか闘犬とか鬼とか羽とか出てきたけどまだ大丈夫? ペダル的には人間の範囲みたいな? 脱皮までしないと異種とは呼べないみたいな……?
 このタイトルだと来週、某キャラと鳴子の場外乱闘まで話が進むんでしょうか。久しぶりに某キャラが見れる予感!!
(文/祭屋みきぽ)

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