『ワンピース』の単行本巻数が『ドラゴンボール』の倍に! 「スーパーサイヤ人7くらいいってるレベル」と驚きの声

1702_onepiecedb.jpg『ワンピースドットコム』より。

 本日2月3日、『ONE PIECE』(作:尾田栄一郎/集英社)の最新単行本84巻が発売された。84巻という数字に少年マンガファンから、今更改めて『ドラゴンボール』(作:鳥山明/集英社)と比較する声が上がっている。
 
 ファンなら知っての通り『ドラゴンボール』の単行本は42巻で完結している。『ONE PIECE』は今回の最新刊発行で、『ドラゴンボール』のちょうど倍の冊数となったのだ。昨今のジャンプの人気マンガは長期連載化に至るケースが多く、全72巻の『NARUTO』(作:岸本斉史/集英社)、全74巻の『BLEACH』(作:久保帯人/集英社)、67巻で現在も連載中の『銀魂』(作:空知英秋/集英社)なども『ドラゴンボール』を抜いている。

 だが、“倍”という数字にはなかなかインパクトが強かったらしく「あんなに長いと思ったドラゴンボールの倍とはな……」「ドラゴンボールならスーパーサイヤ人7くらいいってるレベル」といった声が上がった。

 ちなみに『ドラゴンボール』は引き伸ばしが凄いと言われているが、それは主にTVアニメの影響であって原作自体は非常にスピーディー。たとえば「フリーザ編」はおよそ8巻分、「セル編」はおよそ8巻分、「ブウ編」はおよそ7巻分に過ぎない。これが『ONE PIECE』では「空島編」約12巻、「ドレスローザ編」約11巻。『BLEACH』の「破面篇」は21巻から48巻までに及ぶ大長編だったことを考えれば、テンポの良さが際立つ。

 しかし『ドラゴンボール』のTVアニメシリーズ『ドラゴンボール』と『ドラゴンボールZ』(フジテレビ系)は単行本42巻に対し通算444話放送。『ONE PIECE』のアニメは444話時点で、原作の第56巻まで突入している。両シリーズではそれぞれオリジナルエピソードもあったとはいえ、『ONE PIECE』のアニメだって決してテンポが良いわけでなく、毎回「引き伸ばしが酷い」「オープニングとあらすじだけで5分位はいってるぞ」と言われているので、いかに『ドラゴンボール』シリーズが引き伸ばされたかがわかる。

『ONE PIECE』に関しては、担当編集者が「60巻くらいで半分」と尾田がいっていたことを明かしているので、いずれは単行本が『ドラゴンボール』の3倍、4倍以上となる日もくるかもしれない。それまでに『ドラゴンボール』や『ONE PIECE』に匹敵するような「週刊少年ジャンプ」の看板候補マンガは誕生するのだろうか。

ONE PIECE FILM GOLD GOLDEN LIMITED EDITION (ブルーレイディスク)

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『DB』『ONE PIECE』に続くマンガって、時代的にも厳しいかもなぁと思うときも

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