「自分らしさを大切に」マーティ・フリードマンが語るアイドルのあり方

SHUN_8036.jpgSHUNと渡辺くるみ。

 一方で橋元氏は、ライブについて、「僕はライブを作る立場なので、普段、お客さんと接する場面が多いのですが、ライブをするグループには、しっかり歌って欲しいのと、生歌で歌って欲しいという思いがすごくあります。かぶせもいつ見ても同じ感じになってしまうので、その日のコンディションも含めて、しっかり見せてもらいたいというのがあります」とコメントした。

 そして、いよいよトークショーは終盤へ。最後にSHUN氏は、すべてのアイドルが持つ「どうしたら売れるのか?」という疑問を、マーティ氏にぶつけた。それに答えるマーティ氏。

売れるかどうかは、まったくわからないんですよ。いくら才能があっても、いくら良い曲があっても、いろいろなほかの要因が大事ですよ。タイミングとか、いろいろな“魔法”が必要です。“魔法”は習うことができないから、とりあえず、いつも言っていることは、“やるんだったら、成功してもしなくても、やる”ということです。成功しなくても、歌っている。そういう、成功するためでなくて、『私は歌う人』というように―僕の場合はギタリストですね―売れなくてもアイデンティティを持つことが大切だと思います。それがないとアイドル活動は、ハード過ぎて、絶対無理だと思います。トップアイドルは、疲れたなんて一切言わないです

1701_marty_01.jpgマーティー・フリードマン。

 マーティ氏によれば、ももいろクローバーZと共演したとき、自身は2曲ほどでも大変だと思っていたけれど、彼女たちは30曲くらい歌っていたのにまったく疲れた様子を見せておらず、普通の若い女の子とはまったく違うと感じ感動したそうだ。だからこそ、アイドルの一日は、ライブやレコーディング、ダンスレッスンなど、相当ハードだと思うけれど、それに対して、「疲れた」とは一切考えないで欲しいと話すマーティ氏。

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