大人たちは軽々とその一線を超えていく──ドラマ『東京タラレバ娘』第2話レビュー

大人たちは軽々とその一線を超えていく──ドラマ『東京タラレバ娘』第2話レビューの画像1ドラマ『東京タラレバ娘』公式サイトより。

 自分は大人になりきれていないな、と思うことがある。

 実際には自分の方がずっと歳上なのに、ドラマを見ていて、そこに描かれている人たちを見上げるようにしているのに気付いたときだ。

 青春ドラマは、少し前の自分を思い出すし、大人の男女のドラマであれば、いつか自分も経験するかもしれない事柄として見てしまう。いろいろ分析してみると、自分の目線はだいたい19歳から20歳ぐらいの年齢で止まっているように思う。

『東京タラレバ娘』(日本テレビ)の第2話では、そのことをより実感させられた。

 早坂(鈴木亮平)とマミ(石川恋)が付き合い始めたことのショックを引きずる倫子(吉高由里子)。

 親友の香(榮倉奈々)、小雪(大島優子)とタラレバ話に花を咲かせたり、モデルのKEY(坂口健太郎)にからかわれたりと冴えない日々を送っていた。

 そんな時、3人は早坂から、バンド「BUMKEY’S」のライブに誘われる。ライブ中、バンドメンバーを見て香は驚く。なんとそこには、かつて付き合っていたミュージシャン、リョウ(平岡祐太)がいたのだ。

 楽屋挨拶で、リョウに抱きしめられ歓喜する香。しかし、その直後、リョウに彼女がいることを知り、香は落ち込む。

 小雪はKEYが、お墓に花を手向けているのを目撃する。そこには「Yoko Sanada」と書かれた墓標があった。

 一方、倫子は早坂から呼び出され、担当していた脚本を下ろすことになったと告げられる。新しい脚本家は若い女性と知り、枕営業を疑ったが、最終的には、実力で負けたと知る。

 飲み屋で荒れる倫子。酔いつぶれた倫子を店にいたKEYが送っていくことになる。部屋に着いた倫子は、情けない気持ちを爆発させる。「女として終わってる……」

 そんな倫子にKEYは言う「じゃあ試してみる?」。そして2人は抱きしめ合う。

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