高橋一生が演じる天沢聖司に注目したい『耳をすませば』今夜放送! 声の収録が「ギリギリだった」理由とは?

 その聖司の声を担当したのは、当時は聖司と同い年だった俳優・高橋一生だ。昨年の映画『シン・ゴジラ』では、巨災対メンバーの中で異彩を放っていた安田龍彦を演じ、現在は視聴率が好調のドラマ『カルテット』(TBS系)に出演するなど、人気を集める高橋だが、このタイミングで『耳をすませば』が放送されるということで、高橋が聖司役だったことが、再び注目されている。

 高橋が聖司を演じたのは、前述の通り聖司と同じ中学3年生の時。そんな思春期に声優を務めたことで、“間一髪の出来事”があったという。

「高橋は当時、聖司の声を撮り終えた1週間後に声がガラガラし始め、2週間後にはすっかり声変わりしてしまったそうです。高橋いわく『本当にギリギリだった』と。収録が少しでも後だったら、聖司の声はまったく違うものになっていたということです。

 15年放送の『スタジオパークからこんにちは』(NHK)に出演した時に判明したエピソードですが、高橋は『耳をすませば』の出演が、俳優になろうと思ったキッカケだったことも明かしています。幼少期から子役として劇団に所属していた高橋は、一時芸能から離れていた時期がありました。しかし、中3の時に所属していた劇団から宮崎アニメのオーディションの話を薦められ、受けてみたところ、合格したと。『耳をすませば』の出演がなかったら、今の高橋の活躍は見ることができなかったかもしれません」(エンタメライター)

 高橋のルーツである『耳をすませば』。声変わり前の高橋が発す、「お前さ、コンクリートロードは、やめた方がいいと思うよ」といったセリフに注目して、改めて見てみるのも良いかもしれない。

耳をすませば

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