「男性がやっても刀剣が好きになります」プロデューサーが語る『刀剣乱舞』の魅力、そして愛!

 また、『刀剣乱舞』の特徴として、花澤氏は毎日アクセスするユーザーが多いことも挙げる。「みなさん、毎日勉強や仕事を頑張っていらっしゃると思うんですよ。刀剣男子たちの頑張りを見て、元気に頑張ってもらいたいなというコンセプトで作っているので、エネルギーをもらっていただけるとうれしいですね」

 一方で、2.5次元のミュージカルやTVアニメ、アンソロジー本などメディアミックスも多い『刀剣乱舞』。「『刀剣乱舞』は、それぞれ自分たちの本丸が存在していて、そこで自分の好きな刀剣男子を近侍にしたり、自分の好きな白刃隊を結成したりと、本当に自分の思い思いの本丸を作っていただきたいというコンセプトになっています。それと同じように、メディアミックスにもそれぞれに本丸があるという、わりと自由度を持ちながら本丸を作ってもらっていて、それぞれお好きな本丸を選んでいただきたいと思ってやっていますが、みんなすごく評判が良くて素晴らしいです」と、でじたろう氏は語る。

■三日月宗近は男性が見ても『はぁ~』とうっとり!?

1701_tourabu_02.jpg『刀剣乱舞』をきっかけに日本刀に興味を持ったと話すでじたろう氏。

 そんなでじたろう氏は、『刀剣乱舞』をきっかけに日本刀に興味を持ったそうだ。「僕はメカオタクで、どちらかというと銃の方が詳しくて好きだったのですが、『刀剣乱舞』をやるにあたって、刀剣業界の方ともいろいろお付き合いさせていただき、勉強させていただいた結果、新しい魅力を感じて夢中になっています。僕自身も刀剣を10振り以上購入させていただき、秋葉原に『刀剣茶寮-Ura Akihabara-』を作って、ひとりでも多くの方に観ていただけるようにしています。本物の刀剣にも興味を持ってほしいです」と話す。

 また、三日月宗近の復元プロジェクトで作った「復元 三日月宗近 影」にも触れ、「国立博物館で展示しているものは、1000年近く昔からあるものなので、今は磨上げられてだいぶ細くなっているんですよ。これを、三条宗近が作った当時はどのような姿をしていたか復元してみようと、刀工の石田國壽さんと影打で作っています。見どころは、反りが深くて踏ん張りが強い、茎(なかご)から刀身にすごく曲がっているところを再現しているところです。真打を春くらいに作りたくて、打除けという“三日月”の名前の由来になっている波紋を目指したいと思っています」と刀剣について熱く語った。

 刀剣そのものもさることながら、刀剣男子のキャラクターも『刀剣乱舞』の魅力のひとつだ。MCから思い入れのある刀剣男子を聞かれると、「『刀剣乱舞』の魅力を伝えてくれたというところで、三日月宗近は間違いないかな。テスト段階のときに絵を初めて見たが、男性の私が見ても『はぁ~』となり、時を止めた感じになるとは、こういうことなんだと本当に思った刀剣男子でしたね。個人的には、大きくてすらっとした人に憧れがあるので、太郎太刀、次郎太刀が好きです」と花澤氏。

 一方、でじたろう氏は、「もちろん、僕にとっても三日月宗近は復元を作っている大事な刀剣男子なのですが、もうひとつ挙げるとすると、藤四郎シリーズというかたちで、吉光という刀工が作っているいろいろな藤四郎です。刀剣男子も好きなのですが、刀が大好きなんですよ。本当に美しい、すごく目の細かい地鉄なんです。僕自身、一振り藤四郎を購入しまして、秋葉原においてあるので、秋葉原藤四郎という名前をつけて、愛着を持っています。いつかこれも刀剣男子にしてみたいなと思います」と刀剣愛をみせた。

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