【モノブライト出口博之の特撮自由帳(8)】

『ライブマン』『サイバーコップ』……Base Ball Bear・堀之内大介×モノブライト・出口博之の“最後の昭和、1988年の素晴らしき特撮”対談!

堀之内 いや、面白いですよ。僕が好きになったのもやっぱり80’sですけど、洋楽なんです。で、80年代に青春時代を過ごしたかったなとも思うんです。

出口 わかる! すげーわかる!

堀之内 あの時代、自分が思春期ぐらいにリアルタイムでデュランデュランとか聞いていたら、どうだったんだろうか。ダサい男になっていたのか、それとも逆にイケイケな男になっていたのか……。

出口 どうなっていたんだろう……それは考えるよね。

堀之内 うちのバンドはXTCの曲をライブの出囃子で使っていますし、ボーカルの小出もその時代の音楽が好きで、80’s、ニューウェーブ、ニューロマンティック、バンドで言うとデュランデュランやポリスだったり、そういう会話で盛り上がれるんですよ。

出口 そういう感覚を共有できるのは大事だよね。「こういう感じ!」と出して、「これでしょ?」と応えられるかどうかという。

■「見ていたのはみんな30代以上ですし。きっと復活を支えられると」

1701_deguchi06.jpg『サイバーコップ』DVD紹介サイトより。オフィシャル的なサイトはここのみの模様

堀之内 僕が何故『サイバーコップ』にここまで固執するのかというと、『サイバーコップ』だけ、後に続いていないからなんですよ!

『ガンダム』『ライダー』『スーパー戦隊』『ドラゴンボール』……皆その後シリーズ化して長く続いているのに、なぜ僕が一番好きなこの作品だけが……というこの思いを世の中に伝えたいんです(笑)。

出口 もし、何かのキッカケで盛り上がったとして、リメイクがいい? それとも続編がいい?

堀之内 続編がいいですね。これから見る人がいるかもしれないからネタバレできませんけど……演じていた役者さんの中で一番『サイバーコップ』を愛していたのが、お亡くなりになられたマーズ役の塩谷さんらしいんです。05年に、DVDが出てオーディオコメンタリーが収録されているんですけど、他の出演者の方々が「あいつは本当に好きで……」みたいなことを言ってらして。それに「続編、やりません?」みたいなこともちょいちょい言っているんですよ。

出口 ええ~。

堀之内 当時番組を見ていた人間はみんな30代以上ですし。きっと復活を支えられると思うんですよ。

出口 俺たちだ。俺たちが頑張って買い支えますよと。

堀之内 僕たちのライブに来てくれる人の中にも、好きだった人がいるかもしれないので、訴えたいし。でね、続編には回想シーンでもいいから塩谷さんにも出て欲しいし、サターンがキャップに昇格してるとうれしいな(笑)。で、新サイバーコップのメンバーにちょいちょいアドバイスをくれるキャラとしてマーキュリー役の西園寺くんがいて。で、最終回直前に伝説の戦士・ジュピターが助けに来てくれて……。

出口 いいね、最高じゃん。

電脳警察サイバーコップ Vol.1 [DVD]

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読んでいて、気になったという方はぜひ

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