ミリオタライター・二木知宏の「武器で見る映画」第5回

マニアックな銃がてんこ盛り! 『バイオハザード:ザ・ファイナル』がミリオタに刺さりすぎな件

 そして、もう一つ! これはこの映画のポスターにも出てきます。アリス演じるミラ・ジョヴォヴィッチが拳銃を二丁構えています。その拳銃は銃口が二つもあるのです。両手に構えると四つの銃口です。圧巻です。

 こんなもんあるわけないだろ! これも架空の銃器だろう! そうお思いでしょう! これは……あります! 存在します! イタリアのアーセナルファイアアームズ社が製作した、恐らく世界初であろう二連拳銃、「AF2011-A1」がそれです。

 45口径の銃身銃口が二つ。トリガーも連結していて、撃てば2発同時に発射される仕組みとなっています。かなり持ちにくい、はずです。とても扱いきれる代物じゃないはずです。

 じゃあ、なぜこんな拳銃作ったのかというと、名機「コルトガバメント1911」の100周年記念に作ったそうです。2011年製作ということで「100年分だから、もう一個銃口くっつけようぜ!」と言ったかどうかはわかりませんが、だいたいそんなところでしょう!

 架空の銃に引けを取らない派手で個性的な実銃の数々、実戦では使えない代物も数多あります。しかし、映画になると、これが主人公の最強のパートナーとなります。

 このように、銃に詳しければ全人類の危機でも、生き残ることができるわけです。いやぁ〜、武器って本当に素晴らしいものですね〜。
(文=二木知宏[スクラップロゴス])

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