『鬼平犯科帳』の主要女性キャラクターには、平蔵の妻・久栄や、まだ本編には登場していないが公式サイトにはいるおまさにしても、順風満帆、幸せばかりの人生を送ってきたわけではなく、それなりに悲しい過去を抱えているキャラクターが多い。ただ、公式サイトで表示されている第三話以降のタイトルを見ると、切ないエピソードも多いが、後味が楽しいエピソード(原作準拠なら)もあるので、楽しみにしたいところ。
また、原作『鬼平犯科帳』ファンが楽しみにしていた料理カットも、回想シーンながらようやく登場! 1カットのみであったが、「五鉄」の鍋が実に美味そうに描かれていたのがうれしかった。池波正太郎の小説が原作のドラマ『剣客商売』などに登場してくる料理は、池波正太郎が愛した料理人で、銀座の「てんぷら近藤」の店主・近藤文夫が監修し、その手で実際に作られていたとか。どおりで美味そうだったはずだが、アニメでももっと江戸の小粋な料理を登場させて、もっと飯テロを敢行してほしい。
ちなみに、ファンが多い『鬼平犯科帳』だけあって「五鉄」の名前を冠したお店や、その料理を再現したお店が数軒あるし、池波正太郎が「五鉄」のモデルとしたとされる鳥料理店「玉ひで」(創業宝暦十年/1760年の老舗で親子丼発祥の店としても有名)が、現在も元気に営業中なので、興味がある人はググってみよう。
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