小規模公開ながら興収10億円突破目前! オリジナルアニメ劇場版『この世界の片隅に』関連ニュースまとめ

1701_konoseka03.jpg『この世界の片隅に』公式サイトより

 劇場公開を開始からそろそろ2カ月が経とうとしているのに、いまだ勢いに衰えない『この世界の片隅に』。3日、本作のプロデューサーで株式会社ジェンコの代表取締役社長・真木氏がTwitter(@makitaro1997)で「速報! 奇跡の興収10億円まであと6000人ほどの観客動員まで来ました!」とツイート。続けて、「本日午前中には達成しますね。みなさんには本当に感謝です(涙)」と謝意を表明。このつぶやきに「おめでとうございます!」「本当に素晴らしい宝物のような作品でした…!」と、ファンから大量のお祝いのメッセージが寄せられた。

 TVアニメの放送もなく、TVなどの大規模な宣伝展開もなかったオリジナルの劇場版アニメで10億円突破は快挙だろう。「おたぽる」でもしつこく取り上げている『この世界の片隅に』は、11月12日に全国でわずか63スクリーンで公開開始。小規模公開ながら、初週末の全国映画動員ランキングで初登場10位にランクイン(興行通信社)。その後、除々に公開館数を増やしながら数字を伸ばし、年明けからの公開館数は約190館程度にまで拡大。それにあわせて12月~年末年始にかけて、さまざまな動きやニュースがあったのでまとめて紹介してみたい。

 まず2016年12月8日には、『報道ステーション』(テレビ朝日系)に片渕須直監督が出演! テレビ朝日らしい切り口ではあったが、「この映画は戦争映画ではない」と断言した片渕監督のコメントにうなずいたファンも多かったのでは。その片渕監督は、前作『マイマイ新子と千年の魔法』(09年)に引き続き、『この世界の片隅に』でも精力的に取材に応じ、舞台挨拶などのイベントに出席している。年が明けてからも、1月8日はキネカ大森でトークショー、1月8日は新宿ピカデリーで舞台挨拶、9日には横須賀HUMAXシネマスでトークショー&サイン会、1月14~15日には大分・長崎・佐賀県で舞台挨拶。さらに1月28日には「『この世界の片隅に』片渕須直監督トークイベント&オールナイト in 京都」が開催予定だ。

1701_konoseka02.jpg片渕監督のTwitter(@katabuchi_sunao)より

 片渕監督以外、製作委員会も頑張っている。12月23日からは来場者プレゼント第2弾として、キャラクターデザインを担当した松原秀典による描き下ろし≪クリスマスデザイン★オリジナルポストカード≫(なくなり次第、終了)を開始。さらに作中の舞台・当時の広島県呉市マップなども作成しつつ、29日~31日に東京ビッグサイトで開催された「コミックマーケット91」にも参加、オリジナルグッズを販売したうえ、1月3日付の朝日新聞へ「大ヒット御礼」として、晴れ着姿のん&すずさんがまぶしい描き下ろしの全面広告を掲載。なおモノクロだが1月1日付の東京新聞にも全面広告を出すなど、大変張り切っているようだ。

のん、呉へ。 2泊3日の旅

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他キャスト陣や監督との対談も

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