【C91】叶姉妹で「モーゼの十戒」が発動! 「女性蔑視」キャラもコミケじゃあ埋もれる事実

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 そんな企業ブースに、新たな試みとして出現したのが「マンガ地域サミット」のブース。

 これは、2015年の“コミケットスペシャル6”に併せて実施された「OTAKU JAPAN観光協会」の系譜に連なるもので、全国のアニメコラボや萌えキャラグッズを、一同に集めて販売するというブース。特定作品の人気が強いようで『境界の彼方』と、奈良のご当地イベント「なら燈花会」のグッズは2日目の早い時間に、早くも完売していたのである。

 そんなブースの展示には、一時全国的な話題となった、三重県は志摩市のご当地キャラ・碧志摩メグも登場。「女性蔑視」という批判を浴びて論争になった、キャラクターであるが、ブースの担当者は「コミケだと、埋もれるくらいにフツーですね……」と、ポツリ。

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 もはやテンプレ化した、萌えキャラ→批判→論争の流れを危惧しつつも、新たなコンテンツを紹介すべく出展していたのが「松戸コンテンツ事業者連絡協議会」。これは、松戸市の主導でコンテンツ事業者に松戸に拠点を設けてもらおうという目論見のもとで、設立された団体。その事業の一環として、松戸市では予算を投じて『秋葉原まで13時間~姫はゲームを作りたいっ!~』なるギャルゲーを制作している。

 この作品は、今冬にも無料配布が始まる予定。ブースでも紹介されていたのは4人のヒロイン。そのヒロインたちについて、事業に携わっている松戸市役所の吉澤亮太氏は、次のように語る。

「絶対に、どこからも文句がこないように考え抜いて、スカート丈まで設定を決めましたよ!」

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 アニメイトもあるし、地上波はすべて観られるし、家賃も安いとオタクにとっての利点をアピールしまくる松戸市。果たして、このゲームをきっかけに移住を決意する人はいるのだろうか……。
(文=昼間たかし)

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