ついに今年公開の“実写版”『銀魂』『ジョジョ』『ハガレン』 情報解禁で正月早々原作ファンがガッカリしたのは……!?

 もはや日本映画界において、定番化しつつあるアニメ・マンガ原作の実写映画。2017年も数多くの実写映画の公開が控えている中、正月にビッグタイトルの新ビジュアルなどが次々に公開され、原作ファンを中心に大きな反響を呼んでいる。

1701_jissya_01.jpg『銀魂』2017年お正月のご挨拶(YouTubeより)。

 監督:福田雄一、主演:小栗旬で実写映画化される『銀魂』(7月公開)は、正月にあわせて新年の挨拶動画を公開。動画では、小栗演じる坂田銀時、橋本環奈演じる神楽、菅田将暉演じる志村新八が「銀魂音頭」を披露! この音頭は、作詞:小栗、作曲:橋本、振付:菅田によるもので、ゆるゆるな歌と踊りは原作の雰囲気を感じさせる(?)。小栗による「海賊王になるために~」という歌詞も秀逸だ。

『勇者ヨシヒコ』シリーズが好評の福田監督が手がけるということもあってか、原作ファンの期待の声も比較的多い実写版『銀魂』。前評判はなかなか上々なだけに、公開後の反応にも期待がかかる。

 その一方で、正月から原作ファンのテンションを下げてしまったのは、監督:三池崇史、主演:山崎賢人の『ジョジョの奇妙な冒険 ダイヤモンドは砕けない 第一章』(8月4日公開)。1日に、公式Twitter(@jojomovie_jp)にて、山崎演じる東方仗助のビジュアルが公開されたのだが、「筋肉が足りない」「コスプレにしか見えない」「制服がなんか違う」「コレジャナイ感」といった酷評が続出することに。

1701_jissya_03.jpg映画『ジョジョの奇妙な冒険』公式(@jojomovie_jp)より。

 主演と監督が“実写作品常連”の山崎と三池であることや、作品の舞台は仙台をモチーフにした「杜王町」であるにもかかわらず、スペインで撮影したことなどで批判の声が上がっていた本作。年始というタイミングにビジュアルを解禁したことについても、大人の事情を感じさせる(!?)。

『銀魂』『ジョジョ』の話題に、やや埋もれている感もするのは、監督:曽根文彦、主演:山田涼介(Hey! Say! JUMP)の『鋼の錬金術師』(12月公開)。1日にティザービジュアルが公開された。ビジュアルでは、山田演じるエドワード・エルリックと、フルCGで再現された弟のアルフォンス・エルリックの姿が確認できる。

1701_jissya_02.jpg映画『鋼の錬金術師』公式サイトより。

 こちらも例に漏れず、「実写化やめて」といった批判の声が見られるが、映画公開に際して『鋼の錬金術師』初の原画展が開催されることが決定し、「実写はいらないけど原画展は行きたい!」「原画展『は』すごく楽しみ」というファンの声が上がっている……。

 ほかにも『ハルチカ』『3月のライオン』『東京喰種』『亜人』『氷菓』『斉木楠雄のΨ難』といった実写映画の公開が控える17年。例年と比べると人気の高い原作が目立つが、公開後の原作ファンの反応や興行収入といった数字はどのようになるか。実写映画というものの真価が問われる一年になりそうだ。

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