魔女宅、ラピュタ、もののけ姫…… やっぱり“ジブリ”は強し! アニメ作品が大部分を占めた2016年映画視聴率ランキング!

魔女宅、ラピュタ、もののけ姫…… やっぱりジブリは強し! アニメ作品が大部分を占めた2016年映画視聴率ランキング!の画像1『金曜ロードシネマクラブ』公式サイトより。

 定番の作品から新たな大ヒット作品まで、様々な映画がテレビで放送された2016年。家でテレビをつけた時に、思わずチャンネルを回してしまうような作品はいったいなんだったのか。2016年の映画視聴率ランキングトップ10を紹介していこう。(数字はいずれも関東地区、ビデオリサーチ調べ)

 まずは第10位に『ルパン三世 カリオストロの城』(日本テレビ系)、そして同じく10位に『猫の恩返し』(日本テレビ系)が12.4%でランクイン。さらに、8位には『紅の豚』(日本テレビ系)が13.2%という形に。

 第7位には、つい先日、12月10日に放送された木村拓哉主演ドラマの映画化作『HERO』(フジテレビ系)が13.3%でランクイン。実は『HERO』は邦画実写作品で唯一の視聴率トップ10入り。SMAP解散などのタイミングが重なったことも要因の一つだろうが、“視聴率男”としての貫録を見せつけた姿に、2017年に木村主演で実写映画化する『無限の住人』にも期待が持てるというものだ。

 第6位には『ハリー・ポッターと死の秘宝PART2』(日本テレビ系)が13.8%でランクイン。『ハリー・ポッター』シリーズは6月3日から4週連続で、『不死鳥の騎士団』、『謎のプリンス』、『死の秘宝PART1』、そして『死の秘宝PART2』と放送され、そのすべてが10%を超えるという高視聴率っぷり。そして第5位には13.9%で、ディズニー大ヒットファンタジー『眠れる森の美女』に登場する魔女の視点から物語を描いた『マレフィセント』(日本テレビ系)という結果に。

 そして、ここからが怒涛の展開。第4位には14.2%で『となりのトトロ』、第3位15.1%で『もののけ姫』、第2位17.9%で『天空の城ラピュタ』と、まさにジブリ祭り。そして、今年一番多くの人が見た映画である第1位もやっぱりジブリの名作『魔女の宅急便』(すべて日本テレビ系)が18.8%で輝いた。

 トップ4はすべてがジブリ作品。トップ10以内にも6作品ランクインと、圧倒的な人気が数字にも表れる形に。しかも、4位以上の作品はすべて複数回以上すでにテレビで放送されており、『天空の城ラピュタ』に関してはなんと15回目の放送。にも関わらず高視聴率を獲得するジブリの“強さ”には視聴者からも「何回でも見たいし、そして何回見ても飽きない」「子供に見せたいって思うから、何年かに1回やってくれるのうれしいんだよね」「歳をとっていくと感じ方が変わるのがジブリのすごいところ。毎回違う見方ができるのが面白い」という声が上がっている。ちなみに、トップ10では『HERO』を除く9作品全てが日本テレビ系の『金曜ロードSHOW!』枠で放送されたもの。

 そして、ランク外にはなるが気になる作品の視聴率もご紹介。『ドラゴンボール』史上最も愛される敵・フリーザとの闘いを描き、子どものみならず大人のテンションまで大いに上げてくれた、フジテレビ系の『ドラゴンボールZ 復活の「F」』は同時期に放送されていた『ドラゴンボール超』“未来トランクス編”のエピソードも足され、9.2%という高視聴率。

 また、金曜夜の人気アニメ『ドラえもん』と『クレヨンしんちゃん』がタッグを組んだ『ドラえもんクレヨンしんちゃん春だ! 映画だ! 3時間アニメ祭りクレヨンしんちゃん』(すべてテレビ朝日系)も注目を大いに集めたよう。3月に放送された第1弾では『映画ドラえもん のび太の宇宙英雄記(スペースヒーローズ)』、4月放送の第2弾では『オラの引越し物語~サボテン大襲撃~』が放送され、それぞれ10.3%、8.8%と定番シリーズの人気ぶりを見せてくれた。

 1年を通してアニメ作品が高視聴率を獲得した2016年映画視聴率ランキング。ここまでアニメ作品ばかりだと、実写映画ももうちょっと頑張れよという気持ちにならなくもないが、それだけ日本のアニメにはパワーがあるということなのだろう。

魔女宅、ラピュタ、もののけ姫…… やっぱり“ジブリ”は強し! アニメ作品が大部分を占めた2016年映画視聴率ランキング!のページです。おたぽるは、映画アニメ話題・騒動その他の最新ニュースをファンにいち早くお届けします。オタクに“なるほど”面白いおたぽる!

- -

人気記事ランキング

XLサイズ……
XLサイズって想像できないだけど!!