「ここまでOKを出さない監督がいるのかと思った（笑）」と浪川・五ェ門もボヤく!? 『LUPIN THE III RD　血煙の石川五ェ門』上映会レポート！

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左から浄園PD、浪川大輔、栗田貫一、小池監督

　2014年夏に劇場公開され、大きな反響と好評を集めた『LUPIN THE III RD』シリーズ第2弾、『LUPIN THE III RD　血煙の石川五ェ門』の公開を2017年2月4日に控え、19日に早くもプレミア試写会が開催！　公開よりも約1カ月半も早く本編映像が見られる＆ルパン役：栗田貫一、そして石川五ェ門役：浪川大輔も登壇とあって、『ルパン』ファン大注目となった「『LUPIN THE III RD　血煙の石川五ェ門』最速プレミア先行上映会」の様子をレポート!!

　若き日のルパンたちをハードボイルドに格好良く描く『LUPIN THE III RD』シリーズ。孤高のガンマン・次元大介を主軸に強敵との対決、やがてルパンと「相棒」になっていく姿を、ハードボイルドかつダンディズム満載のアクションで描き切った『次元大介の墓標』に続き、『血煙の石川五ェ門』では不死身の強敵に敗れた石川五ェ門の最強への目覚めと、若き男たちの生き様をよりハードに描く――

　という本編の内容に反し、小池健監督、浄園祐プロデューサーとともに登壇するや否や、栗田が鈴木宗男や安倍晋三、そして何故か古坂大魔王のモノマネを披露。そしてそのボケに浪川がテンポ良くツッコんでみたりと、リラックスムードでトークイベントは幕を開けた。

浪川大輔

　浪川は「小池監督のルパンは初めてで、ルパンという作品にも途中から参加させていただき迷った時期もあった。自分と重なる部分もあったため、今回五ェ門に助けられた部分もあった」と振り返りつつ、「（収録は）13時間もかかった（笑）。セリフによっては10テイク以上かかった。ここまでOKを出さない監督がいるのかと思った（笑）」とコメント。すると栗田も「山田康雄さんにはならないでくれ」と指示されたことを明かすなど、小池監督のこだわりを感じられるトークを展開。

　その小池監督は、浪川の演技について尋ねられると「素晴らしいの一言」と褒めつつ、「前作に五ェ門が出ていない、見たい！　という声をたくさんいただいたし、自分自身、五ェ門をやりたいと思っていた。浪川さんも今回の五ェ門を非常に良く表現してくださった。新しい五ェ門を是非みなさんに見てほしいです」と、声に力を込めた。

　イベント最後は、浪川の「今回の五ェ門はすごい人数の人を斬ります！　ぜひご覧になってください！　そして拡散させてください！」というメッセージを受け、栗田が「拡散させるならジャスティン・ビーバーが1番！　だからお願いしよう！」と返しながら、それぞれがルパンの声で「あばよ」、五ェ門の声で「よろしく頼むでござる」とセリフで締め。最後まで観客席を沸かせるイベントとなった。

■『LUPIN THE III RD　血煙の石川五ェ門』
17年2月4日より新宿バルト9ほかにて4週間限定公開
公式サイト：http://goemon-ishikawa.com/

ルパン三世：栗田貫一
次元大介：小林清志
石川五ェ門：浪川大輔
峰不二子：沢城みゆき
銭形警部：山寺宏一