『ドラゴンボール』の前例を覆すか!? 原作者・岸本斉史は“賛成派”『NARUTO-ナルト-』がハリウッド映画化!! 

1612_naturo.jpg『NARUTO-ナルト-』公式Twitter(@NARUTO_kousiki)より。

 17、18日の2日間にわたり集英社のマンガ雑誌「週刊少年ジャンプ」「Vジャンプ」「ジャンプスクエア」「最強ジャンプ」の4誌合同イベント「ジャンプフェスタ2017」が開催された。17日には岸本斉史による人気マンガ『NARUTO-ナルト-』と『BORUTO-ボルト-』のジャンプスーパーステージが行われたのだが、そこで『NARUTO-ナルト-』のハリウッド映画化が正式に発表され、ファンからどよめきが起こっている。

 1999年43号から2014年50号までの長きにわたり「ジャンプ」にて連載された『NARUTO-ナルト-』。海外では35以上の国と地域で発売されており、コミックスの累計発行部数は7,500万部以上、全世界での累計発行部数は2億部を突破するなど(14年8月時点)、世界的な人気を誇っている。連載終了後も、その人気は衰えることなく、15年3月には舞台化、8月には最終話以降の物語を描く劇場版アニメ『BORUTO -NARUTO THE MOVIE-』の公開、16年の「ジャンプ」23号からは『BORUTO -ボルト- -NARUTO NEXT GENERATIONS-』が月一連載されるなど、連載終了後もメディア展開がされている。

 実写化については、15年8月には海外メディアの「Tracking Board」などがハリウッドで実写映画化の動きがあると報じファンの間で話題となったが、公式側からの発表はなく、あくまでも“噂”とされていた。

 今回の「ジャンプフェスタ2017」のステージイベントでは、監督は、VFX(視覚効果)技術を得意とするマイケル・グレイシー氏が務めるほか、『X-MEN』『スパイダーマン』『アイアンマン』など、数々の人気アメコミシリーズの実写化作品を手掛けてきたアヴィ・アラッド氏とアリ・アラッド氏がプロデューサーを担当。さらに、原作者である岸本氏が脚本に携わっていることが明かされた。

 昨年ハリウッド映画化が報じられた際には、「原作レイプ」と酷評の嵐だった鳥山明の『ドラゴンボール』の実写化作品『DRAGONBALL EVOLUTION』(09年)を思い起こす人もいるようで、「ドラゴンボールの二の舞だけはマジで勘弁」と批判的な意見が目立ったが、今回も「嫌な予感……」「文書や漢字や術名などはどうすんだろ。日本語なのに」「キャストどうなるの……」と不安を嘆く声が多く上がっている。

 一方で「ドラゴンボールの前例があるからそれより酷くはならんと思うけど」「まぁ日本でやるよりいいよね普通」という好意的な意見も。また、イベントでは17年4月からアニメ新シリーズが放送されることや、5月には舞台版の新作公演の上演も発表されただけに、「まだまだ盛り上がってるの本当に凄く嬉しい……!」と喜びの声も上がっている。

 原作者の岸本氏は、以前インタビューで「(実写化について)大賛成ですね。アニメとはまた違うモノになると思います」と自身の意見を明かしていただけに、今回の映画ではどんな物語が描かれるのか気になるところだ。また、キャストや公開時期などその他の詳細は今後順次発表されていくとのことなので、楽しみに待ちたい。

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