女子になった(!?)遊馬晃祐も登場! 舞台『乙女妖怪ざくろ』の女性キャストが作品を語り尽くす!!

1612_yokai_otome_02.jpg西王母桃(ざくろ)役の野田和佳子(のだ わかこ)。

 西王母桃(ざくろ)を演じる野田和佳子は、舞台出演のほか、ソプラノ歌手として番組レギュラーや演奏会への出演も多く、精力的に活動している。主な出演作は、舞台『ライオンキング 福岡公演』(ヤングナラ 役)、『カンタレラ2012~裏切りの毒薬~』(ルクレツィア・ボルジア役)など。

 ソプラノ歌手のイメージとして、普段触れる機会のない人間にとっては、古風でおしとやかでといった勝手なイメージを抱いてしまうことがあるのだが、このイベントで見る限り、野田自身はわりとさっぱりした性格なのではないかという印象を受けた。今回演じる母桃は、気が強くておてんばな性格の妖人。原作がある故、あて書きであるはずもないのだが、役に合っているのではないかと素直に思った。

 イベントでは、登壇した4人に謎の「指令書」が渡され「お互いのことを知り合え」と書かれたテーマに沿って、互いにいくつかの質問が投げかけられた。野田に対しては「どうやってスタイルを維持しているの?」いう問いがあったが、特にこれといったダイエットをしている様でもなく、「スタイルが良く見える服を着ている」との答え。実際、声楽家というものは、相当腹筋を使うもので自然とカロリー消費をしているのではないだろうか。筆者の身内も音大出身で声楽を学んでいたのだが、大食漢でまったく太らない人間なので、なんとなく理解できる気がした。

 ちなみにダイエットのために半身浴はするのか? という問いに野田自身は「しない」と答えたところ、この日、イベント会場に遊びに来ていた本作の座長、遊馬晃祐が客席からコメント。「今日、ここに来る前にラクーアで、ひとり温泉してきました」とのこと。遊馬は、どうやらオフの日に一人で行動することが多いらしく、ひとり焼肉や、ひとりしゃぶしゃぶ、ひとり温泉までするそう。

1612_yokai_otome_03.jpg帝国陸軍少尉、総角景(あげまき けい)役の遊馬晃祐。

 遊馬晃祐は、座長として本作を引っ張る立場ながら顔合わせの際、女性キャストのみんなが抱いた第一印象は揃って「ヘタレ!」だったとか(笑)。とは言うものの、野田をはじめ4人とも「座長に着いてきます!」と一致団結した姿勢を見せていた。遊馬は、本来イベントに出演する予定ではなかったのだが、休憩をはさんだ2部には髪を結び、ルージュを引いて「こうちゃんです♪」と、まさかの女性キャラでステージに上がり、トークに積極的に参加していた。さらに舞台でコンビを組む野田とエチュード(即興劇)を見せ、カフェでスイーツを食べる女子大生に扮して会場の笑いをとっていた。イケメンの上にお茶目なところがあって非常に好感度が高い。

 ちなみに、舞台のパンフレット作製にあたっての座談会で、「もし付き合うとしたら、誰(どの役)とがいい?」という質問がされたそうだが、遊馬はペアとなる母桃ではなく、薄蛍を選んだらしい。同じ質問にきちんと「総角です」と答えた野田は、遊馬が母桃を当然選ぶと思っていたのに裏切られた形で、納得いかない様子。このやり取りが、総角と母桃との関係性をリアルに見せていたように思う。2人のコンビの掛け合いを早く舞台上で観てみたい。

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