ストーリーはあくまで読者が楽しく心理学を学ぶためのもので、心理学がメインと言ってもいいくらいの『平松っさんの心理学』。ただ、だからといってお話がつまらないわけではないことを強調したい。むしろ、限られたページの中で幾つもの心理学を入れ込み、話にしっかりと起承転結をつけられているのは構成がうまいからだろう。あえて作者が余分なものをそぎ落として、読者においしい部分を食べさせてくれているのがよく伝わる。絵が小奇麗でクセもなく(女子はカワイイ)、画面がかなり見やすいのも、“進研ゼミ漫画”感を醸し出す要因になっているが、それもこの漫画にとってはメリットでしかないだろう。
もし、これを深夜の時間帯なんかで実写ドラマ化したらすごい跳ねるんじゃないかなーとも思ってしまう。テレビ東京とかでやってくれないだろうか。
(文・白子しろこ)
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