「ジャンプ」が初のVR専門誌「ジャンプVR」を発売！　マンガ業界にもVRが進出か……!?

• ツイート
• 

　これまで「ジャンプ」では、江川達也の『まじかる☆タルるートくん』をVRで復活させるクラウドファンディングによるプロジェクトが今年1月に始動。昨年末に開催したイベント「ジャンプフェスタ2016」では、『DEATH NOTE』VR脱出ゲームを出展したり、今年の夏に開催されたイベント「ジャンプビクトリーカーニバル」でもVR体験ができる「ジャンプ美術館」を開設。今週末に開催される「ジャンプフェスタ2017」でも、VRの世界で『ONE PIECE』『NARUTO-ナルト-』『銀魂』『ハイキュー!!』『僕のヒーローアカデミア』の人気5タイトルを鑑賞できる「ジャンプミュージアム」を設置するなど、積極的にVR事業に着手してきた。

　その他にも、2013年には45周年記念号の表紙に、スマホやタブレットで専用アプリをかざすと誌面からキャラクターが飛び出すという「AR（拡張現実）」を実装したりと、流行のガジェットを少年マンガ界でいち早く取り入れてきた「ジャンプ」。巻末の編集後期では、「VRというまったく新しいメディアで、大事なコンテンツをどう昇華させることができるのか？2017年はまた集英社も試される年だと思います」と、ある編集部員が語っているだけに、今後はどんな取り組みを行っていくのか、注目だ。

　なお、現在は『ドラゴンボールZ』のVRが開発進行中だとか。ゲームの専用コントローラーはARに対応しているため、スマホで行うようなプッシュ操作やスワイプ操作が可能とのことなので、悟空になってかめはめ派を撃てる日も近いかもしれない。

　主にゲーム業界を中心に盛り上がりをみせるVRだが、「ジャンプ」を筆頭に、マンガ業界にも進出していくのだろうか？

 
• 前のページ
 
• 1
 
• 2