元子役声優・黒沢ともよが10年ぶりの“顔出し”ドラマ出演！演技力の高さに賞賛の声が続出！　女優業再開を望む声も

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テレビ東京宣伝部公式Twitter（@TVTOKYO_PR）より。

『響け！ユーフォニアム』（TOKYO MXほか）の黄前久美子役、『アイカツ！』（テレビ東京系）の有栖川おとめ役などで知られる声優の黒沢ともよが、13日に放送されたドラマ『真夜中の百貨店～シークレットルームへようこそ～』（BSジャパン）に出演し、ネット上を中心に話題となっている。

『メタルギアシリーズ』（コナミデジタルエンタテインメント）のソリッド・スネーク役や、『ONE PIECE』（フジテレビ系）の黒ひげ役など、数々の人気キャラクターを演じたことで知られる声優の大塚明夫主演のこのドラマは、三越伊勢丹とBSジャパンが共同で制作したドラマ風の通販番組。

　大塚は25時の百貨店に住みつく、不思議な精霊コンシェルジュ役として登場。本作は特別なお客さまのためにピッタリなアイテムを、精霊ならではの能力で選び出すといった、物欲を掻き立てられるストーリーになっている。これまで、大塚の元妻である沢海陽子が元同僚のスーパースタイリスト役として出演し話題になったほか（参照記事）、小形満、野沢聡、茂木たかまさ、半澤敦史、椿理沙、楠見尚己・藍子親子など、さまざまな声優陣が出演してきた。

　今回黒澤が出演した「第36話　キセキのエンゲージリング」は、以前、兄妹で来店したことのある男性客（赤松新）が一人で百貨店に来店し、人生に行き詰まったようすの彼が一度は断られてしまったという彼女へ再度プロポーズすべく、コンシェルジュに“最後の願い”を依頼する……という内容。黒沢は、病に冒された自分との結婚により「絶対に後悔する日が来る」と男性の将来を案じる彼女役を切なげに熱演した。

　黒沢は2000年頃から子役として活動しており、NHK大河ドラマ『葵 徳川三代』や舞台『奇跡の人』やミュージカル『モーツァルト!』をはじめ、テレビドラマ、CM、舞台などさまざまな作品に出演。そして、培われた演技力を活かし、10年に劇場アニメ『宇宙ショーへようこそ』の主人公・小山夏紀役で声優デビュー。以降は今年8月に舞台『アイワズ　ライト』に出演したもの、基本的には声優業を中心に活動している。

　そんな彼女にとってドラマ出演は、07年に放送された『セサミストリート』（テレビ東京系）以来、10年ぶり。また、顔出しでの出演となるだけに、放送前には、ファンから期待の声が多数上がっていた。放送終了後には、「大女優黒沢ともよだわ」「可愛かったし演技も凄いんだな ドラマどんどん出てほしい！」「ナチュラルで凄く良かった」「やっぱ生身で芝居させるとすげえな」「感情表現の化け物、恐れ入りました」と、黒沢の演技力を絶賛する声が続出し、ドラマは大好評だったようだ。

　黒沢と同じ元子役の女性声優といえば、花澤香菜が川島海荷と金田哲主演の映画『私の優しくない先輩』（10年）に戸松遥と下野紘とともに出演したり、『君がいなくちゃだめだんだ』（15年）では主演を務めるなど、女優としても活動している。

　現在放送中のアニメ『響け！ユーフォニアム2』でも、黒沢演じる久美子が涙を流しながら先輩を説得する姿が描かれた第10話を受けて、ネット上では「ともよ様の演技に泣いた」「圧倒的演技力」と、賞賛の声が寄せられている黒沢だけに、今後もその高い演技力を活かし、声優のみならず女優として活動の幅を広げていくかもしれない……。