劇場版『モンスト』が驚異の大ヒット！ 『ハリー・ポッター』新シリーズをおさえての1位に驚愕の声【週末映画興行成績】

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『モンスターストライク THE MOVIE はじまりの場所へ』公式サイトより。

　12月10日～12月11日分の週末映画興行成績（興行通信社）が発表されたので、今週もオタク目線でお届け。

　今週1位を獲得したのは初登場の『モンスターストライク THE MOVIE はじまりの場所へ』。土日2日間で動員39万416人、興収4億3,961万2,800円を記録するロケットスタートを見せ、まだ公開3週目の大作『ファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅』をおさえての1位という快挙を成し遂げた。これにはアニメファンからも、「ハリポタシリーズを押しのけるとはモンスト恐るべし！」「人気高いだろうなとは思ったけどここまでとは……」と驚きの声があがった。

　同作はゲームアプリ『モンスターストライク』（mixi）を原作とした劇場版アニメで、「モンスト」の開発に協力する子供たちが現実世界に紛れ込んだドラゴンを元の世界へ帰そうと奮闘する物語。公開と同時にあちこちの公開劇場が満席となっており、「えぇぇ、モンスト見に行ったら満席で見られんかった！ 人気半端ないな」「近所の映画館が人でごった返してると思ったらみんなモンスト！ 結局見られず……どんだけだよ！」といった声も。さらに大ヒットの影響で12月9日に発売されたノベライズ版『モンスターストライク THE MOVIE はじまりの場所へ』（集英社）の売り上げも好調で、重版される事態となっているようだ。

　内容に関しても「正直それほど期待していなかったが中盤からの熱い展開に涙！」「周りの人皆泣いててつられて号泣してしまった……」と感動する人が続出したようで「Yahoo！映画」でも4.33点（12月13日現在）という高得点を記録している。ちなみに上映劇場では同作に登場する7体のキャラクターも排出対象の無料ガチャを期間限定（12月25日まで）で引ける“オラ玉”の提供や、映画館に行くとゲームで映画世界を楽しめるクエストがプレイできるキャンペーンも行っている。キャペーン終了後も数字を伸ばすことができるか、注目してみたい。

　2位は先週の1位からワンランクダウンとなった『ハリー・ポッター』新シリーズの『ファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅』。ランクダウンとなったものの、週末の2日間で動員38万人、興収5億6,600万円を記録し、累計興収は先週におよそ10億円を上乗せした41億円に到達。3週目にして累計興収40億円を超えるのは今年公開の実写映画では最も早いペースで、勢いはしばらく衰えそうにない。

 
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