戦には勝つが政治で負けるもどかしさ……そしてあの格好いい馬上筒は存在した!?『真田丸』第48話「引鉄」レビュー!!

 ほか、印象に残ったシーンといえば、矢沢三十郎(迫田孝也)、小山田茂誠(高木渉)と幸村との久々の再会シーンや、書状から弟の意思を読み取ったお兄ちゃん信之が良かったりといったところだろうか。やはり物語序盤から出演しているメンバーが絡むと、楽しいし、ホッとする部分がある。特に家康を狙うための戦い方について幸村に指南する高木さんが良かった。もっと高木さんの俳優業を見てみたいと、心底思う。

 さてネット上やSNSで話題となっている“馬上筒”についても、軽く触れてみたい。「当時、馬上筒なんてあったの?」というファンも多いようだが、軽くググってみたところ、『開運!なんでも鑑定団』(テレビ東京)で甲冑・古式銃、和時計、からくり細工などを専門ジャンルとする鑑定家・澤田平氏が、紀州徳川家に伝わっていた「真田信繁が家康の陣に突撃した際に、家康を狙おうとした火縄銃(馬上宿許筒)」を所持しているそう。しかも『真田丸』オンエア期間内は、大阪・東成区の「真田幸村公資料館」で、実物を見ることができるのだとか。

「真田幸村公資料館」を紹介するブログなどへアップされている写真を見ると、少し形態は違うようだが、基本的には『真田丸』作中に登場した馬上筒と同じような造りに見える。そして偉く格好いいので、興味がある人は足を運んでみてはどうだろうか。

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