小島秀夫監督、「The Game Awards 2016」に念願の登壇で祝福の声続出! 最新作の続報も【ざっくりゲームニュース】

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1612_tga2016.jpg「The Game Awards 2016」公式サイトより。

 今日は、アメリカのロサンゼルスで開催されたアワードイベント「The Game Awards 2016」でのニュースをピックアップ。株式会社コジマプロダクションの代表である小島秀夫監督は、同アワードイベントにて「INDUSTRY ICON」賞を受賞した。受賞時の様子はYouTubeにアーカイブとして残されており、会場中から歓声が沸き立ち、「KOJIMA!」コールが響き渡る場面も。昨年の「The Game Awards 2015」では登壇が叶わなかった経緯もあってか、小島監督は自身のTwitter(@Kojima_Hideo)にて「TGAで『INDUSTRY ICON』賞を受賞しました。ありがとうございます。泣きそうになりました。」とツイート。世界中のファンから祝福のリプライが寄せられた。

 なお、登壇時に感謝のコメントを述べた後、サプライズとして『DEATH STRANDING』のティザートレーラー第2弾を公開。トレーラーでは、スーツを着たふくよかな男性が赤ん坊の入った保育器のようなものを抱えて、戦地と思わしき場所で何者から逃げ惑うような光景が描かれていた。映像の中盤には、怪しい風貌の隊長に率いられた謎の部隊が登場しており、男性の逃亡に関わっている可能性が大きそうだ。小島監督のツイートによると、ふくよかな男性は親交の深いギレルモ・デル・トロ監督、怪しい風貌の隊長はマッツ・ミケルセンがモデルとなっているという。また本作の主人公は、ティザー第1弾に登場したノーマン・リーダスがモデルのキャラクターだと、あらためて明言した。

 余談となるが、デル・トロ監督は株式会社コナミデジタルエンタテインメント時代の小島プロダクションが解散した際に、過去に自身が参加したTHQ社の解散に続くジンクスを考慮して、クリエイターとしてはゲーム業界に関わらない意向を示すほど心を痛めていた。それだけに、『DEATH STRANDING』でキャラクターとして、カムバックしてくれたことに安堵したファンは多そうだ。

 続いて「The Game Awards 2016」は、Blizzard Entertainment社の『Overwatch(オーバーウォッチ)』が、今年のGAME OF THE YEAR(GOTY)を受賞したと発表。『Overwatch』といえば、様々な特殊能力を持ったヒーローが6人のチームを組んで戦うアクションシューティングゲームだ。カジュアルに楽しめるゲーム性で、全世界で2000万人を超えるユーザーを獲得しており、来年にはプロリーグの発足も予定されるなど、見事な大ヒットを遂げている。また、本作は「BEST MULTIPLAYER GAME」、「BEST ESPORTS GAME」も受賞し、Blizzard社は「BEST STUDIO/GAME DIRECTION」を受賞する快挙をみせている。GOTYにノミネートしたものの、惜しくも受賞を逃した『DOOM』や『Inside』、『Uncharted 4』についても、別部門で受賞するなど健闘した。

■今回紹介したゲーム情報関連の公式サイト・参考サイトは以下より
・「The Game Awards 2016」公式サイト
http://thegameawards.com/
・『Overwatch』公式サイト
http://www.jp.square-enix.com/overwatch/
・The Game Awards 2016 – Hideo Kojima Industry Icon Award(英語)
https://youtu.be/ItxghCQEFBI
・The Game Awards 2016 – Death Stranding World Premiere!(英語)
https://youtu.be/u5ZgaD7Y-jM

小島秀夫監督、「The Game Awards 2016」に念願の登壇で祝福の声続出! 最新作の続報も【ざっくりゲームニュース】のページです。おたぽるは、騒動・話題ゲームの最新ニュースをファンにいち早くお届けします。オタクに“なるほど”面白いおたぽる!

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