「まだ受賞してなかったの!? 選ばれなかったことが驚き」「アニー賞・生涯功労賞」受賞の押井守に海外からも祝福の声!

1612_oshio.jpg『東京無国籍少女』公式サイトより。

『イノセンス』(2004年)や『GHOST IN THE SHELL 攻殻機動隊』(1995年)などで知られる押井守監督が、アニメ界のアカデミー賞ともいわれる「アニー賞」で、「生涯功労賞(ウィンザー・マッケイ賞)」を受賞したことが明らかとなった。これには国内外から「さすがオシさん! これは納得の受賞!」「まあ当然だわな!! 素直にオメデトウ」と祝福の声が上がっている。

「生涯功労賞(ウィンザー・マッケイ賞)」は、世界で初めてのキャラクター・アニメーション『恐竜ガーティー』(1914年)の監督として知られるウィンザー・マッケイにちなんで創設された賞。アニメ業界に多くの貢献をしてきた人物に対して贈られるもので、アニメ関係の賞の中でも特に栄誉ある賞の1つとして位置付けられている。

 今回の押井の受賞は、ディズニーのアニメーターであるデイル・ベアと、砂とガラスの装置で物語を描くサンドアニメーション作家のキャロライン・リーフとの同時受賞。また、日本人ではこれまで人形美術家でアニメーション作家の川本喜八郎、マンガの神様・手塚治虫、最近また長編アニメの構想を明かした宮崎駿(参照記事)、『AKIRA』で知られる大友克洋、高畑勲の5人が受賞しており、押井は6人目の受賞者となる。

 この発表に日本では「おおおぉぉ、おめでとうwww なんだかんだ言って押井作品は逸品ぞろいだよ」「かつては異才を放ってたからな、アシベのワンさん」「世界に認められたかオシさん! 良かったな」「うる星やつらビューティフルドリーマーという地球の宝を生み出した押井はやっぱレベルが違うわ。オメ!」と、受賞にも納得という声が多くあがった。

 国内だけにとどまらず、海外のアニメファンからは「なんてこった、押井はまだ受賞してなかったのかい!? 今まで選ばれなかったことが驚きだよ」「これまでの日本人の受賞者を見てみると素晴らしい人物がちゃんと選ばれてるね。押井に全力の拍手を贈るよ」「嗚呼! パトレイバー好きとしてはかなり嬉しい受賞だ。興奮しちゃうよ」といった声が上がり、押井を祝福している人が多い様子。

 また、今年の「アニー賞」では、アメリカ国内で限定的な公開が行われた作品に対して贈られる最優秀長編アニメーション賞の「インディペンデント賞」に、新海誠監督の『君の名は。』、原恵一監督の『百日紅~Miss HOKUSAI~』、マイケル・デュドク・ドゥ・ヴィット監督のスタジオジブリ作品『レッドタートル ある島の物語』がノミネートされている。その中でも『君の名は。』は同賞以外に最優秀監督賞にもノミネートされるという快挙を成し遂げている。

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実写版攻殻機動隊も楽しみですな

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