大阪USJに任天堂ゲームの世界観を再現するエリアが開設決定！　米国2カ所とも提携へ【ざっくりゲームニュース】

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――毎日発表されたゲーム関連情報の中から、注目のネタをまとめてピックアップ。ざっくりわかるゲームニュース！

Nintendo公式Youtubeチャンネル「任天堂×ユニバーサル・テーマパークのビジョン」より。

　ユニバーサル・パークス&リゾーツと任天堂株式会社は、任天堂ゲームの世界観を再現したテーマパークを大阪、アメリカのオーランドとハリウッドの3カ所で展開すると発表した。プロジェクトには、任天堂のキャラクターや世界観を生み出したオリジナルの開発者たちをはじめ、ユニバーサルのテーマパークを支えるクリエイティブチームが一丸となって取り組むという。詳細は後日に各地域で発表されるとのことだが、『スーパーマリオ』シリーズのキャラクターたちと出会い、ハテナブロックやパワーアップアイテムを目の当たりにできるような、任天堂らしいユニークで楽しいエリアがユニバーサル・スタジオ・ジャパンなどに誕生するという。今回の発表にTwitter上では、「うわっ！　すぐ行きたい」「任天堂エリアまじで楽しみやな！」と期待の呟きが続出。数年の間にオープンを予定しているとのことだが、続報が非常に楽しみである。

　次に株式会社ネクソンは今週30日、ネクソングループがe-Sports事業強化を目的として、e-Sports番組の放送会社であるLoud Communications社と資本・業務提携を行ったと発表。Loud Communicationsは韓国にて、e-Sportsチャンネル「SPOTV GAMES」のリーグ中継および番組制作、e-Sports中継の専門サイト「eSports TV」の運営などを行っているほか、YouTubeなどのプラットフォームにもコンテンツを配信している企業だ。ネクソンとLoud Communicationsは、e-Sportsの活性化及び市場拡大を目的として2013年より協業しており、同年12月にオープンした韓国・ソウルのe-Sports専用施設「NEXON ARENA」を共同運営している。ネクソンは今回の契約を通じて、Loud Communicationsと長期的なパートナーシップを構築し、自社のゲームリーグの活性化や拡大、e-sportsの市場のプロモーションなどを強化する狙いがあるようだ。資本・業務提携の契約締結に対し、両社の代表は意気込んだコメントを残しており、それぞれのe-sport市場に対する熱意が感じられた。

　最後は株式会社実業之日本社が、かつて存在していたゲームメーカー・株式会社ジャレコの活動をまとめた書籍『ジャレコ・アーカイブズ』をリリースしたというニュース。同書は株式会社シティコネクションが編著を手がけたもので、同社の社名の由来となった『シティコネクション』をはじめ、『燃えろ!! プロ野球』や『アイドル雀士スーチーパイ』シリーズといった、ジャレコが生み出してきたタイトルを余すことなく紹介している。また金沢義秋元社長をはじめ、同社でゲーム制作に携わった開発者や関係者へのインタビューを掲載。さらに、ジャレコの代表的なタイトルのゲームミュージックをアーカイブとして収録した全84トラックのスペシャルCDや、綴じ込み仕様のポスターも封入されている。価格は5,184円(税込)。ひとつのゲーム会社の歴史をこれほど徹底的にまとめた書籍はほかに類がなく、ジャレコファンはもちろん、オールドゲームファンにとっても非常に価値のある1冊となっているのではないだろうか。

■今回紹介したゲーム情報関連の公式サイト・参考サイトは以下より
・任天堂ゲームの世界観を壮大なスケールでリアルに再現するテーマパークを大阪、オーランド、ハリウッドで展開
http://www.usj.co.jp/company/news/2016/1129.html
・ネクソングループ、e-Sports事業強化を目的としてLoud Communicationsとの資本・業務提携を発表
http://company.nexon.co.jp/press/document.html?year=2016&id=20161130-f34a72bd
・実業之日本社『ジャレコ・アーカイブズ』
http://www.j-n.co.jp/books/?goods_code=978-4-408-11203-9