「キムタク、かっけぇ!」 映画『無限の住人』の新情報を斜め読みして、重箱の隅をつついてみる

 まぁ、槇絵役の戸田恵梨香は本格的なアクション映画出演は初めてだそうで、可愛いことは可愛いが、動画でも写真でもまったく強そうに見えないので、これはこれでいいかもしれない。天津役の福士は格好良いし、強そうに見えるし。

 18日には尸良役の市原隼人や百琳役の栗山千明が登場。栗山千明は百琳役ということで、珍しく金髪姿を披露しているが、予想外にいい感じ。なお写真では偽一も登場しているが、公式Twitter(@mugenmovie)では演じるのは俳優・北代高士と紹介されているだけで、なぜか彼だけはキャスト名が公式サイトでは、触れられていないのが少し気になるところ。

 さて、原作は単行本30冊という長編マンガである『無限の住人』だけに、「原作のどういった部分を映像化するのか?」は、原作ファンにとっては最も気になるポイントの一つであった。だが、公開された予告映像からはそれを読み解くのは難しい。というのも、予告動画や各写真を見ても、原作のどのシーンを再現しているのかさっぱりわからないシーンばかりなのだ。

 ストーリーの再構成が絶対に必要であることは理解しているが、本作では原作の名場面は期待しないでいたほうがよいのかもしれない。ちなみに各レポート記事に何かヒントはないかと思ったが、特に記述はなかった。目新しい情報は三池監督のコメントと、各メディアが撮影現場へ足を踏みいれたのは今年の1月と、記事公開の10カ月以上前であったことぐらいであろうか。

 ……と、なんだかんだと重箱の隅をつついてみたが、基本的にはビジュアルもアクションも原作に即していて格好いい。さらに原作者の沙村広明は、「月刊アフターヌーン」で連載中の『波よ聞いてくれ』の柱・欄外で、母を連れて京都観光がてら撮影を見学へいった旨を報告。その際、木村拓哉が沙村の母に丁寧に接してくれ、「非常に大きな親孝行をした気になったものです」と喜びをつづっているぐらいなので、きっと映画の内容にも問題ないのだろう。あと約5カ月後に迫った公開を、楽しみに待ちたい。

新装版 無限の住人(8) (KCデラックス アフタヌーン)

新装版 無限の住人(8) (KCデラックス アフタヌーン)

万次は、主人公だけど作中最強じゃないのがいいんですよ

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