『この世界の片隅に』2週連続上昇で6位、上映規模も拡大へ!!【週末映画興行成績】

1611_eiga2627.jpg『この世界の片隅に』公式サイトより。

 11月26日~11月27日分の週末映画興行成績(興行通信社)が発表されたので、今週もオタク目線でお届け。

 今週1位を獲得したのは『ハリー・ポッター』シリーズの最新作『ファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅』。23日から公開され、土日2日間で動員54万6,000人、興収8億2,300万円をあげ、23日からの5日間で累計興収は17億円を突破。最終累計でも50億円超えは確実との見方もある。

 久しぶりに2位となった先週首位の『君の名は。』。土日2日間で動員15万7,000人、興収2億1,100万円をあげ、累計興収は前週より約5億円上乗せし194億円を突破した。これにより『もののけ姫』(193億円)の記録を抜き、邦画の興行収入として歴代3位となった。次に待ち構えているのは『ハウルの動く城』(196億円)と『千と千尋の神隠し』(308億円)。洋画では『ハリー・ポッターと賢者の石』(203億円)、『アナと雪の女王』(254億円)、『タイタニック』(262億円)もおり、「アナ雪を超えるのかが微妙なラインだな」「タイタニックいけるか?」と注目が集まっている。

 これから社会人は年末年始の休み、学生は冬休みに入るだけに、「ここが最後のブーストだな」と期待の声が上がっているが、元々『君の名は。』は夏休みに公開された映画。「夏休み映画なのに、このままだとクリスマス・正月映画になっちゃうようなw」「夏休み中に公開されたのに、年末年始の冬休み期間ですら動員上位に上がりそうな感じで凄い」と、驚きと称賛の声が上がっている。

 その後3位に『ミュージアム』、4位に初登場の『疾風ロンド』がランクイン。そして5位に初登場の『劇場版 艦これ』が入った。全国61スクリーンと小規模の公開ながら、土日2日間で7万人を動員、興収も1億円強と好調なスタート。「艦娘の戦闘はスクリーンだと迫力あって良い」「音響良い映画館で見るの正解だな」「やっぱり艦これは映画館の爆音で見てこそ迫力があっていい」と“提督”からの評価も上々だ。

 そして6位には、公開3週目の『この世界の片隅に』がランクイン。初週と2週目が10位となっていたが、ここにきて順位をあげてきた。土日の興行収入は約6,494万9,000円、動員は約4万4,000人で、興行収入は前週比114%となり、公開スクリーン数も初週より14増えた82に。累計は興収3億、動員22万人を突破している。

 実は、同作は2週目も動員数前週比124%を記録しており、異例の右肩上がりを続けている。このヒットをうけて、22日には配給会社の東京テアトルの株価がストップ高にもなったほど。ヒットの理由は口コミや、各界の著名人や新聞社の絶賛が関係していると見られている。事務所とトラブルになったのん(能年玲奈)が主演声優を務めていることからか、「キー局のテレビではスルー状態が続いている」とネットで騒がれているが、確実に評判は広まりつつあるようだ。

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